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尖晶石ノート

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2005/05/15 イギリス 6/11

1/11へもどる


 
○ 4日目は王立キュー植物園へ出かけました。
ウィズレー植物園同様、王立園芸協会 RHS の管轄する植物園です。
世界中の植物園の頂点と言っても過言ではないと思います。
世界遺産にも登録されています。
ガーデナーが一度は憬れる場所じゃないでしょうか?


05080819.jpg

05080820.jpg
111.  112.
パーム・ハウス Palm House
芝生の白い点々はヒナギクです。
入口の脇にある赤や黄の木のような物や
池に浮いている色とりどりの丸いものは
ガラスで出来たオブジェです。
場所:キュー植物園 2005/05/15
111. PowerShot G6


05080826.jpg
113.
パーム・ハウス Palm House 内部の様子
キュー植物園といえばこの温室を思い浮かべる方も多いかと思います。
パームハウスの名の通り、ヤシの木のコレクション専用の温室です。
150年以上前に建設されたそうです。
しかし、実はこの温室にはもう一つ秘密が・・・
その答えは後ほど。
場所:キュー植物園 2005/05/15
PowerShot G6 


05080822.jpg
114.
和名:エピスシア
学名:Episcia sp.
科名:イワタバコ科ベニギリソウ属
分布:中南米
撮影:キュー植物園パーム・ハウス 2005/05/14


05080821.jpg
115.
和名:キンクロハジロ
英名:Tufted Duck
科名:カモ科
分布:ユーラシア大陸北部に広く
イギリスでは留鳥、日本では冬鳥
撮影:キュー植物園 2005/05/14 PowerShot G6


05080823.jpg
116.
和名:ツリガネズイセン (シラー・カンパニュラータ)
英名:Spanish Bluebell
学名:Hyacinthoides hispanica (Endymion hispanicus, Scilla campanulata)
科名:ユリ科ツルボ亜科 (ヒヤシンス科)
分布:イベリア半島
撮影:キュー植物園 2005/05/14
備考:同属のイングリッシュブルーベルがしなしなっとしたイメージなのに対し、
こちらはしっかりして華やかなイメージがあります。
流通名はシラー・カンパニュラータ。
日本でも庭植えでき育てやすい球根植物です。   
参照:020. 021.分類別>ユリ科ツルボ亜科


05080824.jpg
117.
和名:シクラメン・レパンダム
学名:Cyclamen repandum
科名:サクラソウ科
分布:南欧西部
撮影:キュー植物園 2005/05/14
備考:葉の模様に変異があり、とても観賞価値の高い原種シクラメンです。
もう少し日本でも普及してもいいのでは?と思うんですが。


05080827.jpg
118.
和名:シプリペジューム・パルビフォリウム・プベスケンス
学名:Cypripedium parvifolium var. pubescens
科名:ラン科アツモリソウ属
分布:北米に広く
撮影:キュー植物園 2005/05/14
参照:カナディアンロッキー


05080825.jpg
119.
和名:フラガリア・チロエンシス
学名:Fragaria chiloensis
科名:バラ科オランダイチゴ属
分布:チリ
場所:キュー植物園 2005/05/15
PowerShot G6 
備考:栽培されるオランダイチゴの交配親の一つです。
参照:カナディアンロッキー(詳しい説明があります)


05080203.jpg
120.
和名:コリダリス・ルテア
英名:Yellow Fumitory
学名:Corydalis lutea
科名:ケシ科キケマン属
分布:アルプス山系
イギリスでは帰化植物
撮影:キュー植物園 2005/05/15
備考:非球根性。
花期が長く、観賞価値も高そうですが、
日本ではあまり普及していないそうです。
繁殖は実生のみです。

 
05080201.jpg
121.
和名:アネモネ・ネモローサ (ヤブイチゲ)
英名:Wood Anemone
学名:Anemone nemorosa イチリンソウ属
分布:ヨーロッパ北部
撮影:キュー植物園 20050515
備考:地下に細い根茎があります。
白の他にピンクや淡青、千重咲き等の品種もあり、
意外と園芸化が進んでいます。
好きなので何度となく手を出してみるのですが、
いつの間にか消えてしまうような植物です。
(やっぱ私が下手なだけ?)


050515g1303.jpg
122.
和名:クチベニズイセン
英名:Pheasant's eye Daffodil
学名:Narcissus poeticus
科名:ヒガンバナ科スイセン属
分布:南欧
イギリスでは帰化植物
撮影:キュー植物園ロックガーデン 2005/05/15
備考:スイセンの中では遅咲きです。


T050515g1402.jpg
123.
和名:ツルバギア・ビオラセア
学名:Tulbaghia violacea
科名:ユリ科ネギ亜科 (ネギ科)
分布:南アフリカ南東部
撮影:キュー植物園ロックガーデン 2005/05/15
備考:このように副花冠にだけ色の付くタイプは珍しいです。
比較的耐寒性があり、庭植えに向いています。
葉を傷つけるとニラのような臭いを発します。


05080902.jpg
124.
和名:アクイレギア・アトラータ近似種
学名:Aquilegia aff. atrata
科名:キンポウゲ科オダマキ属
分布:アルプス山系
撮影:キュー植物園ロックガーデン 2005/05/15
備考:種小名の前に aff. がつくのは、
未同定であるがこれの近似種(affinis)であることを示しています。
参照:038.


05080903.jpg
125.
和名:イリス・ライヒェンバッキー
学名:Iris reichenbachii
科名:アヤメ科アヤメ亜科アヤメ属エウポゴン亜節
分布:バルカン半島
撮影:キュー植物園ロックガーデン 2005/05/15
参照:分類別>アヤメ属

キュー植物園の冷温室は、丁度改築中で何も展示されてませんでした。
非常に残念。
次があれば、春咲き球根類の季節に是非行ってみたいものです。


050515g2102.jpg

050515g2002.jpg
126. 127.
和名:セントーレア・モンタナ (宿根ヤグルマギク)
英名:Perennial Cornflower
学名:Centaurea montana
科名:キク科ヤグルマギク属
分布:南欧
イギリスでは帰化植物
撮影:キュー植物園 2005/05/15
備考:とまっている蜂はマルハナバチの一種です。
Early Bumblebee Bombus pratorum


05080907.jpg
128.
和名:スマトラオオコンニャク (ショクダイオオコンニャク)
英名:Titan Arum
学名:Amorphophallus titanum
科名:サトイモ科コンニャク属
分布:インドネシア
撮影:キュー植物園プリンセス・オブ・ウェールズ記念温室 2005/05/15 PowerShot G6
備考:木ではなく草です。
コンニャクの仲間で3mになる巨大な花を咲かせることで有名です。
これが咲くと世界的なニュースとなります。
この4月にも開花したそうです。
ちなみに花の匂いは腐肉のような悪臭だそうです。
参照:オフィシャルHP内の記事
Google
参考:園芸植物大事典 小学館


05080908.jpg
129.
和名:アエオニウム・タブリフォルメ (園芸名:明鏡)
学名:Aeonium tabuliforme
科名:ベンケイソウ科
分布:カナリア諸島
撮影:キュー植物園プリンセス・オブ・ウェールズ記念温室 2005/05/15


050515g2702.jpg

050515I2053.jpg
130. 131.
和名:アロエ・ブーリー
学名:Aloe buhrii
科名:ユリ科ツルボラン亜科 (ツルボラン科、アロエ科)
分布:南アフリカ ケープ州 Calvinia
撮影:キュー植物園プリンセス・オブ・ウェールズ記念温室 2005/05/15
130. PowerShot G6
備考:珍しいつる性のアロエです。





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作成 2005/08/08
登録 2005/08/22
更新 2007/11/29 ほたる石画帖から移動、画像6枚差し替え、リンク修正
    2008/05/26 一部加筆
    2009/04/19 リンク修正
    2010/08/28 サムネサイズ




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2005/08/22|カテゴリー 海外Comment↑このページのTopへ

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