2005/11/13 ヤネホソバ
ヤネホソバの幼虫
ヒトリガ科コケガ亜科
PowerShot G6
数日前からベランダに2cmほどの毛虫が発生しています。
毛虫といっても植物に直接ついているわけではなく、
手すりの辺りにへばりついてじっとしています。
彼らの名前はヤネホソバ。
昔は茅葺き屋根に発生していたのでこの名がついたそうです。
この仲間の成虫(Google)は地味でほっそりとした姿をしています。
では屋根や手すりで何をしているのでしょう?
一般には「コケ」や「地衣」を食べているといわれます。
しかし、このベランダにはコケも地衣も生えているところを見たことがありません。
画像を見ていただけるとわかると思うのですが、
雨の流れたすじに沿って、うっすらと緑色をしています。
これは気生藻類といい、水中以外で生活する藻の仲間です。
クロレラなどの緑藻や藍藻の集合体だそうです。
どうやらこの毛虫はこれを食べているようです。
地衣も菌類と藻類の集合体なので(箱根参照)
きっと好んで食すのでしょう。
食草となる藻類は直射日光をさけるので、
自然とこの毛虫も日陰に集まるようです。
活動は主に朝と夕方で、昼間はじっとしていることが多いそうです。
この画像は多分休んでいるところでしょう。
動いているときはつやつやした頭をのぞかせるそうです。
この毛虫について検索すると、
「衛生害虫」という項目によく登場します。
つまり、家屋の近辺に頻繁に発生するのです。
しかも屋内に入り込んでくることも珍しくないそうです。
さらに困ったことは針に毒があります。
洗濯物にもぐりこんだり、
脈絡のないところにいるので、
気が付かないで触ってしまったりします。
刺されると結構痛く、腫れがなかなか引かないようです。
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