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尖晶石ノート

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2024/03/19|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2011/07/26 磐梯高原 1/14

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001.

埼玉県大宮駅から東北新幹線で福島県郡山へ。
Maxやまびこかやまびこなら二駅。驚くほど近いです。



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002.

郡山から磐越西線で西へ。



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003.

快速あいづライナーで二駅目、猪苗代駅です。



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004.

盆地のせいかものすごく暑いです。
猪苗代湖にも近く、観光地のはずですが駅舎には小さな売店があるだけです。
お昼は駅でお弁当でも買おうと思っていたのですが、
お菓子以外には何もなく、当てが外れてしまいました。



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005.

しかし、駅前には食堂が何件かあります。
『運がよい!』ことに次のバスまで『40分以上ある!』ので食堂でそばでもいただくことに。
何かの合宿らしい先客が数人いて、30分も待たされましたが、
いくら猫舌の私でも数分もあれば食べられます。

このあたりは会津そばが有名です。
このそばも香りがそこそこありますが、少々茹ですぎ。
つゆはうどんつゆのように色の薄い淡泊なもので、
真っ黒なつゆに慣れている南関東の者には少々パンチに欠けます。



006_110726D_7961.jpg
006.

乗客一人のバスにゆられて40分。磐梯高原(裏磐梯)に着きました。
標高は800m。
猪苗代では車内の冷房をがんがんにきかしていて閉口していたのですが、
標高が上がるにつれ出力を下げていきます。

磐梯高原は磐梯山の噴火で川がせき止められてできた大小の湖や沼が300以上あります。
このレンゲ沼もその一つです。
水面を埋め尽くしているのはジュンサイの葉です。

裏磐梯観光協会



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007.

レンゲ沼のまわりは散策路が整備され、車いすでも回ることができます。



009_110726D_7941.jpg
008.
ヒツジグサ 未草 Nymphaea tetragona スイレン科
ユーラシア大陸と北米大陸の温帯域に広く分布

原種のスイレンです。
園芸種に比べて花が小さく、清楚な雰囲気があります。
丁度見頃でした。
未の刻(午後2時)に花を咲かせることからの名の由来ですが、
実際にはもっとアバウトでお昼頃に咲いて夕方に閉じます。



008_110726D_791802.jpg
009.
ノハナショウブ 野花菖蒲  Iris ensata var. spontanea アヤメ科アヤメ属
北海道~九州、朝鮮半島、中国、湿地

ハナショウブの原種です。
外花被片(下花弁)の基部に黄色い斑があるのが特徴です。
これが白ければカキツバタ。
網目模様になっていればアヤメ。
網目模様になっていて、なおかつ上に立ち上がる内花被片(上花弁)を欠いていればヒオウギアヤメです。
アヤメ類の見分け方




より大きな地図で 裏磐梯 を表示





2/14へつづく


コメントがある方は足跡帳へどうぞ




001. ~ 005.
PowerShot G11

006.
D90
SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO /HSM

007.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di

008. 009.
D90
TAMRON AF 70-300mm F/4-5.6 Di LD Macro






投稿 2011/08/11




 

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2011/08/12|カテゴリー 北海道・東北Comment↑このページのTopへ

2011/07/26 磐梯高原 2/14

1/14から見る



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010.

レンゲ沼の隣には中瀬沼があり、散策路はそちらへも続いています。
中瀬沼を見下ろす四阿からは、磐梯山の眺めが見事です。

磐梯山は活火山で、度々噴火を繰り返してきました。
それにより、元あった山の大部分は吹き飛ばされて土がむき出しになっています。
そして、明治20年の噴火による土石流で、現在の裏磐梯の湖沼群が誕生したのだそうです。



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011.
ヤマユリ 山百合  Lilium auratum  ユリ科
東北~近畿

分類別サムネイル>ユリ属



012_110726D_7921.jpg
012.
ノリウツギ 糊空木  Hydrangea paniculata  アジサイ科
北海道~九州、朝鮮半島、中国、サハリン、千島列島



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013. 014.
エゾアジサイ 蝦夷紫陽花  Hydrangea serrata var. megacarpa  アジサイ科

ヤマアジサイの変種で、主に北海道から本州の日本海側に分布しています。
野生のヤマアジサイの装飾花は色の薄いものが多いのですが、
エゾアジサイは青いものが多いのが特徴です。
涼しげな色が美しく、丁度見頃でした。



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015.
クモキリソウ 雲霧草、雲切草  Liparis kumokiri  ラン科クモキリソウ属
北海道~南西諸島、千島列島、朝鮮半島

そろそろ終わりかけでしたが、たくさん自生していました。
漢字を見るといかにも深山幽谷に自生するようなイメージがありますが、
実際には標高の低い相模野の林野にも自生する身近な植物です。
ただし、相模野ではほぼ絶滅してしまいましたが・・・

花の咲く姿が、子グモが風に乗って散るために枝先に集まっている様子によく似ています。
このことから、「蜘蛛散草」が転訛したのではないかという説もあります。



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016.
ウツボグサ 夏枯草  Prunella vulgaris subsp. asiatica  シソ科ウツボグサ属
千島列島~九州、朝鮮半島、東シベリア

夏に花が咲いた後、枯れる性質があります。
利尿作用があって、漢方では腎臓疾患などに利用されることがあります。



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018_110726D_7948.jpg
017. 018.
オニルリソウ 鬼瑠璃草  Cynoglossum asperrimum  ムラサキ科オオルリソウ属
千島列島~九州、朝鮮半島

実には鍵状の刺が多数生えていて、服などに付着する性質があります。
近縁のオオルリソウには強い毒があるので、本種も要注意です。


 


3/14へつづく


コメントがある方は足跡帳へどうぞ




010. 013. 014.
D90
SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO /HSM

011. 012. 015.
D90
TAMRON AF 70-300mm F/4-5.6 Di LD Macro

016. ~ 018.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di





投稿 2011/08/13




 

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2011/08/13|カテゴリー 北海道・東北Comment↑このページのTopへ

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