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尖晶石ノート

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2024/04/27|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

アヤメ類の見分け方

日本で見られる主だったアヤメ類の特徴



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ノハナショウブ 野花菖蒲  Iris ensata var. spontanea 
北海道~九州、朝鮮半島、中国、湿地

外花被片の付け根に黄色い斑
花期は6月頃
葉は細く、中央脈が目立つ。



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ハナショウブ 花菖蒲  Iris ensata var. ensata

ノハナショウブの改良種。
基本的な特徴はノハナショウブと同様。
菖蒲園では普段は水を抜いた田んぼで育て、
開花期だけ鑑賞目的で田んぼに水を満たしていることが多い。



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カキツバタ 杜若  Iris laevigata
北海道~九州、朝鮮半島、中国東北部、東シベリア、湿地

外花被片の付け根に白い斑
花期はハナショウブより早く5月頃
葉の幅が広く、色が薄い。
ハナショウブは畑で育てることも可能だが、本種は乾燥を嫌う。



008_110726D_791802.jpg
アヤメ 菖蒲  Iris sanguinea 
北海道~九州、朝鮮半島、中国北東部、東シベリア、日当たりのよい草地

外花被片の付け根に網目模様
花期は5月頃
葉は細く、色が濃い。
ハナショウブは水に浸かった状態でも育てられるが、
本種は水に浸かることを嫌う。



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ヒオウギアヤメ 檜扇菖蒲  Iris setosa
本州中部以北の湿原、東シベリア、千島列島、北米北部

外花被の付け根に網目模様
内花被片は小さく目立たない
花期は6~7月頃。



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ジャーマンアイリス 

西アジア~ヨーロッパに自生するいくつかの種を交配した園芸品種群。
和名に「ドイツアヤメ」を、学名に「I. × germanica」を当てることがあるが、
それぞれ別の種に当てられているのものなので相応しくない。
英名は「Bearded Iris」。
外花被片の付け根に髭状の毛が密生する。
花期は5~6月頃。
葉の幅は広い。
水はけのよい乾いた地面で栽培する。
Iris属はギリシャ神話の虹の女神イリスから命名。
ジャーマンアイリスが花の色の変化に富み、虹の色になぞらえたことから。



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ドイツアヤメ  Iris × germanica
ヨーロッパ全域からインド、古い時代の交配種だろうとされる。



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ダッチアイリス  Iris × hollandica

主にイベリア半島に自生していたいくつかの種をオランダで交配したもの。
ここに挙げられたアヤメ類はいずれも根茎(ショウガのような球根)を持つが、
本種は鱗茎(タマネギのような球根)を持つのが特徴。
夏期には完全に地上部が枯れ、球根も新しいものに更新される。
花期は4月頃。
葉は長く、線状。



分類別>アヤメ属






投稿 2011/08/12




 

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2011/08/12|カテゴリー 植物についてComment↑このページのTopへ

咲いた花 6月分

うちで咲いている花、咲いていた花
ヤフブリの整理も兼ねてます。



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001.
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002.
フウラン 風蘭  Neofinetia falcata  ラン科バンダ亜科バンダ連  関東以南から南西諸島、中国、朝鮮半島

この株はもう20年近くになりますが、毎年梅雨入りする頃にエキゾチックな香りを漂わせてくれます。
こんなに華奢な花ですが、バンダに近い仲間なので、バンダと交配が可能です。



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003.
デンドロビウム・パリシー  Dendrobium parishii  ラン科セッコク亜科セッコク連セッコク属  中国からインドまでの南アジアに広く

コンパクトで可愛らしい洋ランです。
性質も強健で、何年か長いこと咲いていましたが、
いつの間にか枯らしてしまいました。

分類別サムネイル一覧>ラン科



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004.
エキノケレウス 大仏殿  Echinocereus subinermis (Syn. E. luteus)  サボテン科ハシラサボテン亜科巨大柱状サボテン連  メキシコ

多分、うちに来て15年位。
レモン色の大きな花を時々咲かせてくれます(写真は3年前のもの)。
胴の直径・高さとも数センチ位。
時々仔吹きしてます。



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005.
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006.
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007.
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008.
ギムノカリキウム 緋花玉 (ひかだま)  Gymnocalycium baldianum  サボテン科ハシラサボテン亜科南米サボテン連  アルゼンチン

これも15年位。
胴の直径は10センチ位です。高さが直径を超えません。
恐ろしく丈夫で、毎年、大きな花を惜しげなく咲かせてくれます。
今年は3回咲きました。
花の寿命は2日ほど。
自生地は灌木の下などで、直射日光に当てるよりも明るい日陰を好みます。
仔吹きはしないので実生で殖やします。



120607D9_2708.jpg
009.
緋花玉の刺

柔らかくて触ってもそれほど痛くありません。
まったく刺さらないわけじゃないですけど(笑



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010.
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011.
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012.
ギムノカリキウム 翠晃冠 (すいこうかん)  Gymnocalycium anisitsii  サボテン科ハシラサボテン亜科南米サボテン連  ブラジル、ボリビア、パラグアイ

もう20年以上の株。
これも丈夫で、毎年くすんだ白の地味な花を見せてくれます。
胴が数センチ以上から大きくならないのが不思議です。
これも直射日光を嫌って、日に当てすぎると真っ赤になって干からびたようになります。
でも、しばらく日陰で育てると元通り。
こちらは1週間近く花が持ちます。
仔吹きしてくれません。



120624C_3069.jpg
013.
ノトカクタス 紅小町  Notocactus scopa var. ruberrimus  サボテン科ハシラサボテン亜科南米サボテン連   ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン

15年位。
紅白の刺がおしゃれ。
こちらは日に当てないとなかなか咲いてくれません。
胴の直径は5センチ位、高さは10センチ位。
買ったときはもっとコロコロしてたんですけどね。
花の寿命は2日位。



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014.
テロカクタス 大統領  Thelocactus bicolor  サボテン科ハシラサボテン亜科北米サボテン連  メキシコ、テキサス州

これも15年ぐらいだと思います。
花が派手で美しいです。
刺凶悪です(笑
胴の直径3センチ位。
花は平開すると数センチ。寿命は2日持つか持たないか。



20050907055502.jpg
015.

白檀 (びゃくだん)  Echinopsis silvestrii (Syn. E. chamaecereus, Chamaecereus silvestrii)  サボテン科ハシラサボテン亜科有毛柱状サボテン連  アルゼンチン北西部

短いひも状で群生し、旺盛に繁茂します。
耐寒性が強く、至極強健です。
直射日光に当てなくても枯れることはないですが、
元々花つきのいい方ではないので極端に花つきが悪くなります。


分類別サムネイル一覧>サボテン科



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016.
サフランモドキ  Zephyranthes carinata (Syn. Z. grandiflora)  ヒガンバナ科ヒッペアストルム連タマスダレ属  中米

20年くらい。
10センチほどある大きな花を咲かせます。
何故か、咲いているのに気づくのに遅れて、
いつも写真を撮りそびれてしまいます。



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017.
ゼフィランテス・タウベルティアナ ‘紅玉’  Zephyranthes taubertiana  ヒガンバナ科ヒッペアストルム連タマスダレ属  ブラジル

花着きがあまりよくありません。
最近見ないけど生きてるかな?



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018.
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019.
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020.
ハブランツス・マルティネジー ‘ミニチェリー’  Habranthus martinezii 'Mini Cherry'  ヒガンバナ科ヒッペアストルム連  アルゼンチン

10年ほど前に入手。毎年必ず咲いてくれます。
花径は4センチ程度、高さ20センチ程度で可愛いです。



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021.
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022.
ハブランツス・ツビスパツス  Habranthus tubispathus (Syn. H. andersonii)  中米原産

通常は旧学名の「ハブランサス・アンダーソニー」の名で流通しています。
内側はオレンジ、外側は赤というちょっと変わった配色ですが、
花径は2センチ程度、すこぶる地味です。



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023.
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024.
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025.
オクサリス・テトラフィラ ‘アイアンクロス’  Oxalis tetraphylla ‘Iron Cross’ (Syn. Oxalis deppei ‘Iron Cross’)  カタバミ科カタバミ属  メキシコ

現在の学名はテトラフィラですが、デッペイで流通しています。
ラッキークローバーという流通名もあります。
モンカタバミという和名もありますが、あまり使われません。
春植え球根扱いの球根植物ですが、
どうも相性が悪いのか手懐けられません。


  
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026.
コナンテラ・カンパニュラタ  Conanthera campanulata  テコフィラエア科  チリ

結構丈夫な球根植物で、何年も咲いていたんですが、
いつの間にかいなくなっちゃったようです。



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027.
コナンテラ・ビフォリア  Conanthera bifolia  テコフィラエア科  チリ

性質はカンパニュラタと同じでした。







7月分 | 8月分 | 

コメントがある方は足跡帳へどうぞ





001. 002.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2012/06撮影

003.
MZ-3
TAMRON SP AF 90mm F2.5 [Model 152E]
COOLSCAN II
2005/06撮影

004.
D70s
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2009/06撮影

005.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2012/06撮影

006.
D70s
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2007/06撮影

007.
MZ-3
TAMRON SP AF 90mm F2.5 [Model 152E]
COOLSCAN II
2001/08撮影

008.
MZ-3
TAMRON SP AF 90mm F2.5 [Model 152E]
COOLSCAN II
1999/06撮影

009.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2012/06撮影

010.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2012/06撮影

011.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2012/08撮影

012.
MZ-3
TAMRON SP AF 90mm F2.5 [Model 152E]
COOLSCAN II
2005/07撮影

013. 014.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2012/06撮影

015.
SFXnew
TAMRON SP AF 90mm F2.5 [Model 152E]
COOLSCAN II
1996/06撮影

016.
PowerShot G6
2005/06撮影

017.
D70s
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2008/06撮影

018. 019.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2012/06撮影

020.
MZ-3
TAMRON SP AF 90mm F2.5 [Model 152E]
COOLSCAN II
2000/05撮影

021. 022.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
2012/06撮影

023. ~ 025.
SFXnew
SMC F 50mm F2.8 MACRO
COOLSCAN II
1990/06撮影

026. 027.
SFXnew
TAMRON SP AF 90mm F2.5 [Model 152E]
COOLSCAN II
1996/06撮影





投稿 2012/11/07
更新 2013/05/20 画像のリンクを修正




 

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2012/11/07|カテゴリー 植物についてComment↑このページのTopへ

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