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尖晶石ノート

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2024/04/27|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2010/06/20 南伊豆 15/15 子浦で拾った貝

1/15から見る



子浦海水浴場で拾った貝です。
下の砂は子浦の物です。



100919D9_4742.jpg
101.
イシマキガイ  Clithon retropictus  アマオブネガイ科
房総半島以南の河川

河口近くの河川に生息します。
新鮮な殻は上の様に茶色い殻皮に覆われていて、
成長すると殻頂部の石灰分が腐食されます。

海岸のやや南よりには五十鈴川の河口がありますが、
北の端の方にも小さな小川が流れ込んでます。
カノコガイの殻はその河口付近にたくさん落ちていました。
五十鈴川の河口付近は生活排水が入ってくるのか、
カノコガイには住みにくいみたいですね。



100919D9_4747.jpg
102.
カワニナ  Semisulcospira libertina  カワニナ科
北海道~台湾、中国、朝鮮半島、淡水域

比較的水のきれいな河川に生息する巻き貝です。
前は珍しくもない貝でしたが近年数を急激に減らしています。
ホタルの幼虫の餌として有名です。
拾ったのは川を流れ下ってきたものです。



100919D9_4767.jpg
103.
ウラウズガイ  Astlarium haematragum  リュウテンサザエ科
房総半島、男鹿半島以南、西太平洋域、潮間帯~水深30mの岩礁

サザエに近い仲間で、石灰質の厚い蓋を持ちます。
底の中心付近(軸唇)が桃紫色に染まります。
殻底に斑点がありません。



100919D9_4779.jpg
104.
ウズイチモンジ  Trochus sacellum rota  ニシキウズガイ科
房総半島、男鹿半島以南、西太平洋域、潮間帯~潮下帯の岩礁

シッタカなどに近い仲間で、蓋は薄い革質です。
ウラウズガイとよく似ていますが、表面に赤紫色の模様があり、
底にも斑点模様がある事で区別ができます。

2007/10/05 南紀白浜



100922D9_4809.jpg
105.
テングニシの卵嚢  Hemifusus ternatanus  テングニシ科
房総以南、西太平洋・インド洋域、水深10~50m

卵嚢は海ほおずきとして知られます。
海ほおずきはテングニシの卵嚢に穴を開けて中の卵を取り除いた物で、
ホオズキの実同様口の中で音を出して遊ぶ玩具になります。
昔は食紅で色づけした物を江ノ島などのお土産物屋で売っていましたが、
今ではほとんど見かけないとか。(浅草のほおずき市では売っているそうです)
拾ったのは孵化したあとのものなので、
鳴らす事はできません。



100725D9_4397.jpg
106.
ヒメルリガイ  Janthina umbilicata  アサガオガイ科
世界中の暖かい海

この仲間は粘液と泡で浮き袋を作り、浮遊して生活しています。
主にクラゲを襲って食べているそうです。
ヒメルリガイはこの仲間ではかなり小さい方で、
成長しても1cm弱、画像の物は6mmでした。
小さくても鮮紫色で美しいです。
まれに風に吹き寄せられて大量に浜に打ち上げられる事があります。
初めて入手できたので(しかもほぼ完品)今回はこれ一つでも大収穫です。



拾った貝は約40種。
それも状態の悪いものばかりで期待していたほどじゃなかったです。
まだ海水浴シーズンには早いので浜の清掃などはしていないと思います。
宿の女将さんよると日によって貝が波に寄せられたり持って行かれたりするそうです。
たまたまはずれの日だったみたいです。





 1/15 下賀茂熱帯植物園
 2/15 天神原植物園 1
 3/15 天神原植物園 2
 4/15 天神原植物園 3
 5/15 天神原植物園 4
 6/15 子浦 1
 7/15 子浦 2
 8/15 子浦 3
 9/15 子浦 4
10/15 下田海中水族館 1
11/15 下田海中水族館 2
12/15 下田海中水族館 3
13/15 下田公園 1
14/15 下田公園 2



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D90
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di






投稿 2010/09/24




 

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2010/09/17 浅草・隅田公園 1/5

1009171143P4287.jpg
001.
雷門

浅草寺の山門です。正式名称は風雷神門というそうです。
何度も火事で焼け落ちており、永らく再建されていなかったのですが、
1960年に松下幸之助が寄進したのだそうです。



1009171145P4292.jpg
002.
提灯の下には立派な龍の木彫がはめこまれています。
浅草寺の山号を金龍山といい、龍にゆかりのあるお寺であることと関係があるようです。
龍は水を司るので火事が多かった江戸で火災除けの御利益も願ったのかもしれません。
提灯は何十年かに一度作り直され、現在の物は2003年に作られたのだそうです。



1009171146P4293.jpg
003.
天龍像

表の風神、雷神像は有名ですが、
裏にも仏像が立っています。



1009171146P4294.jpg
004.
金龍像

こちらは女性の姿をしています。
天龍、金龍は龍神です。
どちらも1978年に松下電器から寄進されたものです。
天龍と金龍の仏師がそれぞれ違うのでかなり趣が異なります。
気がつかなかったですが、後ろに尻尾が生えてます。



1009171153P4297.jpg
005.
仲見世

平日でしたがすごい人です。
日本中からそして世界中から人が観に来る場所だとわかります。



1009171159P42982.jpg
006.
宝蔵門(仁王門)

屋根瓦は軽量のチタン製に葺き替えられています。
左奥には花やしきが。



1009171202P4301.jpg
007.
東京スカイツリーとツーショット



1009171202P4299.jpg
008.
五重塔

東京大空襲で焼失後1973年に場所を変えて再建されています。
アルミ合金の瓦だそうです。



1009171204P43032.jpg
009.
浅草寺

天台宗の分派、聖観音宗の総本山です。
本堂内は梵字が散見され、密教の流れを汲むことが伺われます。
飛鳥時代に隅田川で漁師の網に入った小さな観音像を祀ったのが縁起だそうです。
おそらく上流にあった寺院が洪水で流されたのだろうとされます。
本尊である観音菩薩は秘仏で、公開されません。
http://www.senso-ji.jp/








2/5へつづく


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Optio W60







投稿 2010/09/25




 

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2010/09/26|カテゴリー 関東Comment↑このページのTopへ

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