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尖晶石ノート

2008/05/05 あつぎつつじの丘公園 2/2

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014.
キンラン  Cephalanthera falcata  ラン科サカネラン連

平地や低山の明るい雑木林や松林を好みます。
一昔前までは郊外の雑木林でも普通に見られるものでした。
しかし、雑木林が放置されてササに覆われたり、
逆に人の手が入って低・中木層が払われたりするといつの間にか姿を消しやすいです。



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015.
キンラン

この日はGWにしては涼しく、花があまり開いていませんでした。
開くとオレンジ色の唇弁が姿を現します。



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016.
ギンラン  Cephalanthera erecta  ラン科サカネラン連

キンランよりも全体に小型です。
丘陵では見かけますが平地ではあまり見ません。
元々はそれほど珍しいものではなかったのですが・・・


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017.
ギンラン


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018.
ギンラン


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 019.
ササバギンラン  Cephalanthera longibracteata  ラン科サカネラン連

ギンランによく似ていますが、より大型で、キンランよりも葉が長く先が尖ります。
花は細長く、下の方の苞葉が花よりも長く伸びるのが特徴です。
神奈川県下や多摩丘陵ではギンランよりも見かける機会が少ないです。



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020.
シロバナキンラン  Cephalanthera falcata f. albescens  ラン科サカネラン連

これまでキンランはたくさん見てきましたが初めて見ました。
花がギンランよりも大きく黄白色です。

ご存知のようにランの仲間は根に糸状菌(カビやキノコのこと)を共生させて栄養を補っていますが、
キンランの仲間はこの菌根への依存度が高く、また、菌自体も生きた森林に依存しているため、栽培が極めて困難とされます。
菌根が健全に機能する環境を再現することが難しいのです。
大抵は3・4年と持たずにやせ細って消えてしまいます。

栽培して手元で咲かせてみたいという気持ちはわかりますが、掘り取って持ち帰るのはお勧めしません。

何年か前に野生ランのブームがあり、
野生ランに関する図書が何冊も出版されたり、
新聞に連載記事が載せられたり雑誌で多く取り上げられたことがありました。
その頃から多くの野生ランが急速に姿を消しました。
愛好家によって掘り取られる場合も多いですが、それ以上に業者の盗掘による被害が甚大です。
業者は一株残さずそこにあるだけ盗ってしまうからです。
さらに宅地開発や道路建設、緑地の公園化、ゴルフ場造成などが追い討ちをかけて現在では悲惨な状態です。
三種とも絶滅危惧種(I類またはII類)に指定されています。
植物レッドデータブックCOMPLETEキンランギンランササバギンラン

撮影後、「末永くお幸せに」と言い残してその場をたち去りました。



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 021.

4月の中ごろからヤマビルの被害が出ていることをニュースで目にしていました。
元々は山の薄暗い湿った場所に生息していますが、年々人里の公園などでも被害が増加しているそうです。
原因として考えられるのは、
1.山で食べ物が足りなくなったニホンジカやイノシシなどの動物が人里に出てきてヒルを一緒に連れてきてしまう。
2.開発でヒルの生息域に住宅地が入り込んでいる。
3.ハイカーが下山後ふもとでヒルを払い落としたり、気がつかない内に満腹になったヒルが剥がれ落ちている。
などが考えられます。

個人ができる対策としては、
やぶにできるだけ入らない。
薄暗い湿った山道であまり立ち止まらない。
お弁当は日当たりと風通しのいい場所で食べる。
虫除けスプレーを使う。
ズボンのすそを厚手の靴下に入れる。
ストッキングやタイツをはく。
などです。

噛まれてしまったときは引っぱらずにタバコの火など近づける、
虫除けスプレーやかゆみ止め、筋肉痛止め、塩をかけるなどして自分から離れさせます。
傷口を指で摘まんで血を絞り、水で洗ってから傷薬を塗って絆創膏を貼るなどして対処します。
ヒルは噛むときに麻酔物質や血を固まらせない物質を注入するので血を吸われていることに気がつかない場合が多いそうです。

血を吸ったヤマビルは卵を産みますので放置せずに確実に殺してください。
踏み潰す程度では死なずに再生してしまうそうです。



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022.
コゴメウツギ  Stephanandra incisa  バラ科

やぶが密で、山歩きをしていると邪魔な木です(苦笑



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023.
セダカコガシラアブ  Philopota nigroaenea  ハエ目(双翅目)コガシラアブ科

コゴメウツギの花に群がっていました。
背が張り出して横から見ると「へ」の字型です。
頭部はほとんどが複眼に覆われています。
画像ではよくわかりませんが、長い口吻があって、それで花の蜜を吸います。



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024.


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025.

住宅街をしばらく下ると若宮公園Wikipedia)があります。
広々とした市民公園で、小さなお子さんを連れた若い夫婦で溢れていました。
森の里は谷一つを切り開いて作られた新興住宅地で、工場や大学などが誘致されています。
2003年までは青山学院大学がありましたが現在は移転して跡地は日産の研究施設になっています。



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 026.
ブタナ (タンポポモドキ)  Hypochaeris radicata  キク科タンポポ亜科
ヨーロッパ全域、北アフリカ、西アジア原産

牧草などに紛れて全世界的に帰化しています。
近年、日本の都市部でもナガミヒナゲシなどと共に爆発的に分布を広げています。
一見タンポポに似ていますが、花茎が途中で枝分かれするのが特徴です。



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027.
ブタナ (タンポポモドキ)

フラワーアレンジメントに使われているのを見たことがあります。
それなりに綺麗な花なので栽培したい人もいると思いますが、
あまり感心できません。



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028.
コバンソウ  Briza maxima  イネ科
地中海沿岸原産



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029.
ヒメコバンソウ  Briza minor  イネ科
地中海沿岸原産



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030.
オオツルボ (シラー・ペルビアナ)  Scilla peruviana  ヒヤシンス科(ユリ科ツルボ亜科)ツルボ属
地中海沿岸西部原産

これは畑の隅に植えられていたものです。
ペルウィアナとは「ペルー産の」という意味です。
全生物を目録化する方法として学名を生み出したスウェーデン人のリンネは、
1753年、この植物がスペイン国籍の船ペルー号で運ばれてきたことからペルー産であると勘違いしてこのように命名したのだそうです。
学名の登録は厳格なもので、一度登録されてしまうと学術的な理由が無い限り訂正できません。





分類別> ラン科

分類別> ユリ科ツルボ亜科

カテゴリー 雑木林


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撮影はすべて
D70s 
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di




投稿 2008/05/08
更新 2009/06/03 サムネサイズ
    2010/08/25 サムネサイズ









































 

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2008/05/08|カテゴリー 雑木林Comment↑このページのTopへ

2009/02/21 座間谷戸山公園

神奈川県座間市にある座間谷戸山公園に行ってきました。
11年ぶり2回目です。
小田急線座間または相武台前から徒歩15分ほどです。



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001.
駅から公園へ向かう坂の途中から。
丹沢の峰々がきれいです。



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002.
木々の間から大山が見えます。
落語の演目「大山詣り」に登場する山です。
最近、ポッドキャストで落語を聴くことがあるんですが、
大山詣りも演じられていました。

江戸時代に大山の阿夫利神社に詣でて、ついでに観光をして帰るというのが大流行したんだそうです。
コースの一例としては江戸から現在の国道246号を西へ、
現在の二子玉川で多摩川を渡り、大和市にあった宿場や厚木で相模川を渡りつつ伊勢原から頂上を目指します。
帰りは平塚へ下って、東海道(現在の国道1号)を海沿いに江ノ島や鎌倉を観光しながら江戸へと戻ります。
このように大山へと通じる道は大山道と呼ばれたそうです。

落語の物語では現在の横浜市神奈川区にあった宿場町神奈川宿で事件がおこります。
ここで金沢八景という地名が登場するのですが、
以前はこのあたりの海岸線を遊覧船で巡るのが景勝地として有名だったのだそうです。
しかし、現在ではこのあたりの海岸は大規模に埋め立てられ、かつての面影は見られなくなったそうです。



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003.
イノデの新芽  Polystichum polyblepharum  オシダ科

常緑の大型のシダです。
新芽が展開していく様が印象的です。



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004.
ヒメリュウキンカ  Ranunculus ficaria  キンポウゲ科キンポウゲ属 ヨーロッパ、西アジア原産

ヒメリュウキンカは低地の谷戸などでも見られますが、
リュウキンカ属のリュウキンカは高地の湿地に分布します。



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005.
シロハラ  Turdus pallidus  ツグミ科

冬鳥で、雑木林などの地際付近でよく見かけます。
藪の中でガサガサ音がするとこれかキジバトの場合が多いです。



谷戸山公園は野鳥が多いことで有名なようです。
以前も野鳥目当てで行ったような気がします。
しかし、思ったほどではありませんでした。
カケスをちらっと見れたのが収穫です。
それでも、ねばればそれなりの収穫はあったのだろうと思います。

ここは深い森林と池沼がバランスよくある森林公園です。
ただ、以前来たときも感じましたが、植物層が少々薄いです。
あまり草花は楽しめません。
しかも、以前よりも公園としての整備が進んでいて、
遊歩道沿いの下草がきれいに刈られています。
風通しが良く、明るい雰囲気になりますが、
森林は高木層、中木層、低木層の三層が揃うことで健全な状態と言えるので、
これは極めて不健全な森と言わざるを得ません。
これでは自慢の野鳥も減ってしまうことでしょう。

確かに市民公園としては明るくて安全な気持ちの良い公園だと思います。
ジョギングやウォーキングをしている中高年や若者があふれていました。
結局『公園』とは人間が利用するためにこさえる土地なのです。








鳥類 Aves 3.

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001.
Optio W60

001.以外
D70s 
TAMRON AF 70-300mm F/4-5.6 Di LD Macro





投稿 2009/03/14
更新 2009/06/03 サムネサイズ
    2010/08/25 サムネサイズ









































 

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2009/03/14|カテゴリー 雑木林Comment↑このページのTopへ

2009/02/28 かしの木山自然公園

東京都町田市にあるかしの木山自然公園へ行ってきました。
町田バスセンターから市役所経由成瀬台行き[町76]のバスで大谷原または三ツ又下車200mほど。



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001.

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002.
ウメ  Prunus mume  バラ科サクラ属



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003.
サンシュユ  Cornus officinalis  ミズキ科ミズキ属

核果を乾燥させた生薬は「山茱萸」と書き、強壮効果があるとされます。



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004.
アセビ  Pieris japonica  ツツジ科アセビ属



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005.
トサミズキ  Corylopsis spicata  マンサク科トサミズキ属 

2007/03/03 くりはま花の国

2007/03/10 神奈川県自然環境保全センター



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006.

1053D_9381.jpg
007.
シナマンサク Hamamelis mollis
または ハマメリス・インテルメディア Hamamelis × intermeia
マンサク科マンサク属

一般に栽培されるのは、シナマンサクかシナマンサクとマンサク(M. japonica)の交雑種のハマメリス・インテルメディアです。
多くの園芸品種が作られているようです。

マンサク Hamamelis japonica



この公園にはちょっとした花木園があります。
ウメとマンサクが満開でした。
サンシュユとトサミズキは咲き始めたところでした。



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008.
アオイスミレ  Viola hondoensis  スミレ科

超早咲きのスミレ、アオイスミレが見頃でした。
里山のやや湿り気のあるところでよく見かけるスミレです。

2007/03/10 神奈川県自然環境保全センター 1/4

分類別>スミレ属




人影の少ない静かな公園でした。
深い森林や池があるのですが、間の悪いことに木道の整備中で公園の大部分に入ることができませんでした。
3/17までということでしたが、HPにアナウンスは書いてありませんでした。







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撮影はすべて
D70s 
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di





投稿 2009/03/14
更新 2009/06/03 サムネサイズ
    2010/08/25 サムネサイズ









































 

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