忍者ブログ

尖晶石ノート

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2025/07/12|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2009/05/16 鎌倉大巧寺・材木座海岸 4/5

1/5から見る

例によって帰ってから撮った貝です。
砂は材木座のものです。



100312C_171002.jpg
032.
マツムシガイ 松虫貝  フトコロガイ科  17mm



090520C_170502.jpg
033.
シチクガイ 紫竹貝  タケノコガイ科  13mm

写真の物は擦れて艶もなく、色も変わってしまってますが、
新鮮な殻は灰色の地に茶色の斑点がくっきり出てきれいな貝です。



090520C_1707.jpg
034.
ツクシタケ 筑紫竹  タケノコガイ科  31mm

三浦や白浜ではタケノコガイはあまり拾えなかったですが、
材木座では3種拾いました。
タケノコガイ科は砂地を好むものが多そうです。



090520C_1704.jpg
035.
クチキレガイ 口切貝  トウガタガイ科  13mm



100312I11_038202.jpg
036.
100312I11_038202u.jpg
037.
タテヨコイトカケ 縦横糸掛  イトカケガイ科  9mm

ネジガイやヒメネジガイよりもほっそりした印象です。
イトカケガイ科は縦うねが並ぶのが特徴ですが、
本種はうねとうねの間に細かいうね(螺肋)があるのが特徴です。



100312I11_0385.jpg
038.
セキモリガイ 関守貝  イトカケガイ科  6mm

ずんぐりとした印象です。
褐色の色帯があることが多いですが、
あまり目立たない個体もあります。



090520C_1712.jpg
039.
オオシイノミガイ 大椎実貝  オオシイノミガイ科  17mm

ナツメガイタツナミガイに近い仲間です。



090527C_180302.jpg
040.
キセワタガイ 着綿貝  キセワタガイ科  13mm

同じくオオシイノミガイに近い仲間です。



090520C_170102.jpg
041.
ヤカドツノガイ 八角角貝  ゾウゲツノガイ科  39mm

断面が6角から8角形です。
たくさん落ちていました。
ツノガイ類は巻き貝でも二枚貝でもないグループです。







5/5へつづく


コメントはこちらへどうぞ







032. ~ 035. 039. ~ 041.
D70s
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di

036. ~ 038.
PowerShot G11





投稿 2010/03/31
更新 2010/08/25 サムネサイズ




 

拍手[1回]

2010/03/27|カテゴリー 海辺Comment↑このページのTopへ

2009/05/16 鎌倉大巧寺・材木座海岸 5/5

1/5から見る



100312I11_037502.jpg
042.
ハイガイ 灰貝  フネガイ科  20mm

寿司ねたでおなじみアカガイの仲間ですが、
分布が伊勢湾以南で、本来相模湾には生息していません。
他の地域でも生息数が激減しており、
絶滅の危惧さえあります。
相模湾で見つかるハイガイは今よりも温暖であった縄文時代に生息していた物の化石だそうです。



100312I11_0388.jpg
043.
ヤマトシジミ 大和蜆  シジミ科  

河口付近の汽水域に分布します。
おそらく、滑川に生息していた物だと思われます。



090527C_1799.jpg
044.
チョウセンハマグリ 朝鮮蛤  マルスダレガイ科  22mm

「朝鮮」と名がついていますが、元々日本に分布している貝です。
チョウセンのつかないハマグリの方は、生息数が激減していて、
相模湾ではほぼ絶滅したとされています。
現在店頭に並ぶハマグリのほとんどは中国原産のシナハマグリです。
チョウセンハマグリも「国産」「天然」「地」などの冠をつけて売られていますが、
とても高価です。



100312I11_039302.jpg
045.
100312I11_0390.jpg
046.
ミゾガイ 溝貝  ユキノアシタガイ科  35mm

割とよく見かける貝ですが、とてももろくて、持ち帰るのが難しい貝です。
見つけたときは他の貝と一緒くたに入れずに、
別にケースか何かに仕舞って持ち帰る方が無難です。



100312I11_0401.jpg
047.
100312I11_0403.jpg
048.
ウメノハナガイ 梅の花貝  ツキガイ科  5mm



090527C_1798.jpg
049.
フジノハナガイ 藤の花貝  フジノハナガイ科  13mm

波打ち際に好んで生息する貝です。
潮の満ち引きに合わせて移動します。



100312I11_0416.jpg
050.
モモノハナガイ 桃の花貝  ニッコウガイ科  12mm

2008/03/08 茅ヶ崎



100312I11_0415.jpg
051.
サクラガイ 桜貝  ニッコウガイ科  22mm

2008/03/08 茅ヶ崎



100312I11_041803.jpg
052.
カバザクラガイ 樺桜貝  ニッコウガイ科  22mm

サクラガイに比べ全体に角が無く、滑らかな楕円形の印象です。
表面はサクラガイよりも艶があり、透明感が強くてより割れやすいです。

2008/03/08 茅ヶ崎



090521C_175102.jpg
053.
090521C_174702.jpg
054.
090521D7_175002.jpg
055.
クチベニガイ  口紅貝  クチベニガイ科  23mm

両殻が揃った物が大量に落ちていました。
殻はかなり硬質で、左右の大きさが異なっているため、
合わせ目が重なり合います。

打ち上げられている二枚貝の死殻にはタマガイ類に開けられた孔がよく見られるのですが、
クチベニガイではそれがほとんど見られません。

2008/03/08 茅ヶ崎



100312I11_0395.jpg
056.
100312I11_039702.jpg
057.
サザナミガイ 漣貝  サザナミガイ科  13mm

真珠光沢の強い貝です。



この日材木座海岸を一往復しただけで118種ほど貝殻を拾いました。
軽い二枚貝や小さな巻き貝が多いです。
タカラガイはメダカラ、チャイロキヌタ、キイロダカラとおなじみの3種だけです。
特にサクラガイ類が目立ちましたが、
サクラガイは殻が薄く半透明なので、
落ちていても気づかない人が多く、
結構踏まれて粉々になっているのが目立ちます。
海岸にはビーチコーミングをしている人の他、
散歩の人、ウインドサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人など人影が多いです。
できるだけ早い時間に行った方が良さそうです。










4/5へもどる


コメントはこちらへどうぞ






044. 049. 053. ~ 055.
D70s
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di

042. 043. 045. ~ 048. 050. ~ 052. 056. 057.
PowerShot G11




投稿 2010/04/01
更新 2010/08/25 サムネサイズ




 

拍手[0回]

2010/04/01|カテゴリー 海辺Comment↑このページのTopへ

古い記事< トップページ >新しい記事

カーソルを合わせると移動先のページのタイトルが表示されます
PR
広告は当方が設置したものではありません