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尖晶石ノート

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2024/05/08|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2009/04/04 清水入緑地・小山内裏公園 2/3

1/3から見る



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 010.
続いて林の中の様子です。
遊歩道は石畳になっていて、お金と手間をかけて整備したのが伺えます。
石畳の上に落ち葉が降り積もり、意外に足もとが不安定で歩きにくいのが玉にきず。



010_ta1045D_9976_90mm.jpg
011.
011_ta1114D_9999.jpg
012.
012_ta1117D_0005_90mm.jpg
013.
タチツボスミレ  Viola grypoceras

一面、タチツボスミレだらけでした。

詳しい解説はこちら
2006/04/08 小山田緑地
分類別: スミレ属



013_ko1143D_0017.jpg
014.
014_ko1147D_0022_90mm.jpg
015.
015_ko1142D_001602_250mm.jpg
016.
コスミレ  Viola japonica

早咲きのスミレのコスミレもたくさん咲いていましたが、
もうそろそろ終わりです。

林の縁などで見かけますが、なぜか林の奥に入ると少ないような気がします。
葉は長卵形でつやが無く、他のスミレ類に比べると薄い色のような印象です。
葉柄は短めで、葉を水平気味に広げます。
毛の有無はあまり定まっていません。

花の色は変化がありますが明るいパステル調の紫のものが多いです。
花の開きは強い方で、オレンジ色の雄しべが割とよく見えます
内部は無毛か、あってもまばらです。
距の先端は丸みがあります。

大きな株になるとたくさん花を着ける傾向があって、かなり見栄えがするのですが、
その美しさがあだになって盗掘の対象になりやすいんじゃないでしょうか。

分類別: スミレ属



016_1018D_9968.jpg
017.
アオイスミレ  Viola hondoensis

アオイスミレは完全に終わりです。
夏葉が展開し始めていました。

分類別: スミレ属



017_1058D_9991.jpg
018.
018_1056D_9986.jpg
019.
ヤブレガサ  キク科キク亜科キオン連

キノコのような印象の植物ですね。



019_1105D_9997.jpg
020.
ヤマブキ  バラ科  



 020_1013I_0150.jpg
 021.
クロモジ  クスノキ科



021_1136D_001002.jpg
022.
コブシ  モクレン科

2009/03/21 新治市民の森 2/2



林内にあまり人影は多くありませんでした。
おそらく、石畳が歩きにくいのでジョギングやウォーキングに利用しにくいせいじゃないでしょうか。
しかし、必要以上に下草が刈られておらず、植生が保たれていて好感が持てます。









3/3へつづく


コメントはこちらへどうぞ





010. 021.
PowerShot G6

011.~013. 015. 017.~020.
D70s 
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di

014. 016. 022.
D70s 
Tokina AT-X 107 DX FishEye 10-17mm F3.5-4.5





投稿 2009/04/08
更新 2010/08/25 サムネサイズ




 

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2009/04/08|カテゴリー 雑木林Comment↑このページのTopへ

2009/04/04 清水入緑地・小山内裏公園 3/3

1/3から見る


続いて、隣の小山内裏公園へ移動。



022_ta1213D_0028_185mm.JPG
023.
途中、側溝にタチツボスミレがしがみついているのを発見。
タチツボスミレはもっともありふれたスミレですが、
スミレ、アリアケスミレ、ヒメスミレと違い、古くからの住宅街ではあまり見かけません。
しかし、森林を切り開いたような新興住宅地ではよく見られます。
このあたりでも団地の芝生を藤色に染めていました。



023_1218D_003102.JPG
024.
カンザクラ  バラ科

2007/03/10 神奈川県自然環境保全センター 4/4



024_1256D_0046.jpg
025.
ヤブツバキ  ツバキ科



025_ta1229D_0035_17mm.JPG
026.
タチツボスミレ



026_1248D_0041.jpg
027.
丘陵の尾根に沿って、不自然に広い道が走っています。
基本的に公園内には自動車は入れません。
この道は通称「戦車道路」と呼ばれてます。
太平洋戦争時、日本軍が戦車のテスト走行に使うために造成した道路です。



027_1314D_0052.jpg
028.
028_1318D_005802.jpg
029.
029_1321D_005902.jpg
030.
ヤマザクラ  バラ科

戦車道路に沿ってサクラが植えられています。
どれも立派な木ですが、ここの桜は染井吉野ではなくヤマザクラです。
染井吉野に比べると色が薄く、花着きがまばらですが、
不思議と趣のあるサクラです。

多摩丘陵にはマメザクラとエドヒガンザクラとの交雑種であるヤブザクラとホシザクラも自生しています。
いずれ探してみたいものです。



1334D_006902.jpg
031.
キブシ  キブシ科



 030_1308P184702.jpg
 032.
ここからも丹沢山塊と大山が見えますね。
右下は多摩境駅のホームです。



031_1347D_0077.jpg
033.
カタクリ  ユリ科

一部にカタクリを保護している区画があります。
花はそろそろ終わりでした。

分類別: ユリ科ユリ亜科



035_1404D_0086.jpg
034.
ロニケラ・フラグランティシマ  Lonicera fragrantissima  スイカズラ科
中国原産



 034_1406P185702.jpg
 035.
小田切池

この森は太田川の水源で、川の水量調整のために人工の池が作られています。
その場に生えていたスギの木が立ち枯れて残っています。



032_1356D_0081.jpg
036.
  033_1401D_0085.jpg
  037.
隣接する住宅街にある桜並木です。
おそらく、小山内裏公園に端を発した大田川の上を塞いで造った遊歩道だと思われます。
この道を地図で辿ると南大沢駅の付近で再び川が地表に姿を現してます。



小山内裏公園は京王線多摩境駅のすぐ目の前にある広大な森林公園です。
しかし、敷地の大部分は高いフェンスに囲まれて保全されています。

森林には入れないので植物の観察にはあまり向いていないかもしれません。
大胆な運営方針ですね。
観察会が時々開催され、その際はガイドとともに人数制限で入ることが許されるそうです。
それでも、戦車道路は歩いていて気持ちが良く、サイクリングやジョギング、ウォーキングを楽しむ人々がたくさん集まっていました。

この近隣の市にまたがる新興住宅地は多摩ニュータウンと呼ばれてます。
新都心まで1時間圏内、新しい家々や団地が軒を並べ、
住宅街も駅前もなんともよそよそしい違和感のある町並みを形成しています。

十数年前に京王線の終点橋本のあたりを散策したことがあるのですが、
雑木林の丘を越えたら、突然目の前に赤土をむき出した広大な造成地が飛び込んできて、
驚いたのと同時になんとも絶望的な気分になったのを覚えてます。
あのとき林の縁で咲いていたコスミレがどうなったのかが今も気になって仕方がありません。








カテゴリー 雑木林


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023. 024. 028.~030. 031. 033. 034. 036. 037.
70s 
TAMRON AF 70-300mm F/4-5.6 Di LD Macro

025.~027.
D70s
Tokina AT-X 107 DX FishEye 10-17mm F3.5-4.5

032. 035.
Optio W60





投稿 2009/04/12
更新 2010/08/25 サムネサイズ




 

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2009/04/12|カテゴリー 雑木林Comment↑このページのTopへ

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