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尖晶石ノート

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2017/10/22|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2005/09/23 酔芙蓉農道

神奈川県南足柄市にある酔芙蓉農道へ行ってきました。
小田急線新松田駅から関本行きのバスで まました東下車、
徒歩約15分です。


20051018231117.jpg
001.
こんな調子で延々1kmにわたってスイフヨウが植栽されています。

スイフヨウとはフヨウの一品種で、
午前中白い色で咲き始め、
夕方にはピンクに変色してしぼむ性質があります。


20051018230552.jpg
002.
スイフヨウ Hibiscus mutabilis f. versicolor アオイ科フヨウ属

この写真は午前10時頃で、まだ素面(しらふ)の状態です。


20051019010030.jpg
003.
スイフヨウには一重咲きもあります。
一般に酔芙蓉として売られてるものは八重咲きの方が多いようです。


20051018230718.jpg
004.
隣の赤いものは前日咲いてしぼんだ名残です。
二日酔いに例えられたりします。


20051018230824.jpg
005.
一重には花底に斑の入るものもありました。


20051018230947.jpg
006.
シチメンフヨウ Hibiscus mutabilis var. polygamus

スイフヨウの牡丹咲きかと思いましたが、別の変種でした。
花の半分が赤くなっているものが多かったです。

WAKAさんのブログで変化していく様子が詳しく紹介されています。


20051018230412.jpg
007.
ここまでが午前10時頃。


20051019005732.jpg
008.
午後1時頃にもう一度同じところへ行ってみました。


20051018232710.jpg
009.
全体がピンクに色付いています。


20051018232845.jpg
010.
夕方になるともう少し色が濃くなるそうです。
まだほろ酔いというところでしょうか。


20051018233031.jpg
011.
個人的には八重よりも一重の方がすっきりしていて好みです。


20051018233143.jpg
012.
シチメンフヨウも全体がピンクになりつつあります。


20051018232059.jpg
013.
フヨウ Hibiscus mutabilis

基本種のフヨウです。
四国、九州から台湾、中国に分布します。
関東の南部あたりならば路地で栽培できます。


20051018232418.jpg
014.
シロバナフヨウ Hibiscus mutabilis var. alba

フヨウの白花変種です。

印象ではスイフヨウ、シチメンフヨウの方は見上げるような高さで、
株立ちがぼさぼさしています。
葉の色は明るくやや大きいようです。
それに対し、フヨウ、シロバナフヨウの樹形はこんもりとしてまとまっており、
葉も小さくて色が濃いように感じました。

りおさんのブログで全体像が見られます。

見頃は9月いっぱいくらいです。
ヒガンバナの時期に合わせるといいかと思います。
このときはまだヒガンバナは咲きはじめでしたが、
ハナアオイ農道のタチアオイの根元に群植されていて、
満開になれば壮観だったろうと思います。



20051019024914.jpg
015.
ツユクサ Commelina communis ツユクサ科ツユクサ属


20051019025122.jpg
016.
シロバナツユクサ Commelina communis f. albiflora

ツユクサの白花種です。
造成地の空区画に咲いていました。
きっとこのまま一緒に埋め立てられてしまう運命でしょう。


20051019025922.jpg
017.
ホソバヒメミソハギ Ammannia coccinea ミソハギ科ヒメミソハギ属

アメリカ熱帯域原産の帰化植物です。
田んぼなどの湿地を好みます。
在来するヒメミソハギより葉が細長く、基部に「耳」があるのが特徴です。


20051019030018.jpg
018.
アメリカタカサブロウ Eclipta alba キク科タカサブロウ属

同じくアメリカ熱帯域原産の帰化植物です。
よく似たタカサブロウよりも葉が細長く、鋸歯が目立ちます。
タカサブロウが湿地を好むのに対して、
アメリカタカサブロウは湿地の他荒地にも生えます。

参照:タカサブロウはももみさんのブログで見られます。


20051019030107.jpg
019.
コナギ Monochoria vaginalis ミズアオイ科ミズアオイ属

愛らしい花ですが、駆除が困難な植物で、
稲作農家には忌み嫌われています。

南アジアが原産で、イネとともに日本に持ち込まれたとする説があります。
このようにまだ記録もないような時代に帰化しただろうとみなされる植物を
史前帰化植物といいます。


20051019030200.jpg
020.
ユウゲショウ Oenothera rosea アカバナ科ツキミソウ(マツヨイグサ)属

やはりアメリカ熱帯域原産の帰化植物です。
園芸植物として育てられたものが逸出したそうです。

漢字で書くと夕化粧ですが、
マツヨイグサのように夜開性ではなく昼開性で、
夕方にはしぼんでしまうそうです。

アカバナと似ていますが
アカバナは花弁の先に切れ込みがあり、
柱頭が分かれていません。


20051019030409.jpg

20051019030453.jpg
021. 022.
ヒガンバナ Lycoris radiata ヒガンバナ科ヒガンバナ属

史前帰化植物だろうといわれています。
なぜか日本のものは3倍体で種をつける能力がありません。
人の暮らしに係わるところに見られることから、
人為的に球根を植えて広がったものだと想像できます。

中国揚子江流域に自生する原種のシナヒガンバナ Lycoris radiata var. pumila
2倍体で稔性があります。

学名上ではシナヒガンバナの方が変種になっていますが、
これは融通の利かない学名登録のシステムの問題で、
実質上はシナヒガンバナの方が基本種にあたります。
同じような例は珍しくないことです。


 20051019030542.jpg

20051019030621.jpg
023. 024.
ヒガンバナはもっとも地方名の多い植物のひとつです。
ナラタケのところでも述べましたが、
地方名が多いということは、それだけ古くから生活に密着していたということです。

全草にリコリンという毒性の強いアルカロイドを含んでいますが
アルカロイドは水に溶けやすいため、
球根を磨り潰してから水に晒し、
澱粉を精製して食用にできます。
元々はこうして食用として導入されたのかもしれません。

また、ネズミやモグラが嫌うので、
田の畦に穴を開けられるのを防ぐために現在も意識的に植えられています。
古い墓地のまわりに多いのは、
まだ土葬だった頃に野犬に遺体を荒らされるのを防ぐために植えられた名残だそうです。

マンジュシャゲという呼び方は、
花が咲き終わったあとに葉が出る性質から、
「まんずさぐ(花が先ず咲くの意)」が訛ったという説があります。
その後、仏教でいう天上の花「曼珠沙華」の字が当てられました。


20051019030806.jpg
025.
チャ Camellia sinensis (Thea sinensis) ツバキ科ツバキ属

元々中国南西部原産ですが、アジア中で栽培されています。
日本でも人里近い林などで帰化しているのをよく見かけます。


20051019030844.jpg
026.
オクラ Abelmoschus esculentus アオイ科トロロアオイ属

アフリカ北東部原産の野菜です。
アフリカ料理によく登場します。
英語でもOkraですが、これは西アフリカでの呼び名をそのまま使っているそうです。
本来は多年草で現地では数mに育つそうです。


20051019030924.jpg
027.
ヒャクニチソウ Zinnia elegans キク科ヒャクニチソウ属
メキシコ原産

農村に行くと畑の片隅に必ず咲いている。
そんなイメージがあります。





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003. 008.
PowerShot G6

それ以外
MZ-3
SINBI100
COOLSCAN II

001. 004. 007. 009. 023.
SIGMA SUPER-WIDE II 24mm F2.8

それ以外
TAMRON SP AF90mmf2.5




投稿 2005/10/19
更新 2007/12/12 ほたる石画帖から移動
    2008/02/19 TBP
    2010/08/27 サムネサイズ




ヒガンバナ科 Amaryllidaceae - トラックバック・ピープル

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2005/10/19|カテゴリー 関東Comment↑このページのTopへ

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