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尖晶石ノート

2005/09/25 アオドウガネ

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アオドウガネ コガネムシ科
撮影:PowerShot G6

何層にも重ねたクチクラの底から織り成すイリデッセンス効果の煌めきにすっかり魅了されてしまいました。

幼虫は植物の根を食害し、成虫は成虫であたり構わず葉を齧る筋金入りの害虫です。
沖縄ではサトウキビの害虫として忌み嫌われていて、
これを駆除する目的でわざわざオオヒキガエルを導入したそうです。
しかし、その目的は大ハズレしてしまいました。
アオドウガネは最近本州でも殖えているということです。


20050930195014.jpg
撮影:PowerShot G6


 

さて、ここから先の話を読まれた方は、
きっと私のことをとんだ電波野郎だと思われるかと思います。
私がちょっと不思議な感覚を味わったというお話をします。

この虫はある夜突然部屋の中を飛び回り、
散々暴れまわった後、突然姿を消しました。
たぶん、目につかないところに潜りこんでしまったんでしょう。

いったい、いつどこからうちの中に入り込んだのかさっぱりわかりません。
そして、昼間じっとどこかで大人しくしていたかと思うと、
次の晩も電灯の周りをぐるぐると飛び回り、
しきりに電灯に体当たりを繰り返していました。

で、その間私はどうしていたかというと・・・
むししました。
そうして一しきり飛び回るとふいにまた姿を消します。

しかし3日目ともなるとさすがにこのままにもしておけません。
飲まず食わずでその辺でのたれ死なれても迷惑です。
今回はどこにとまるかを見届けることにしました。

ところがわずかに視線をそらした隙にまたもやどこかに姿をくらまします。
私は心の中で「見えるところにとまれば逃がしてやるのに」と呟きました。
すると、電灯の傘の隙間から再び身を躍らせたコガネムシはもう一暴れしたあと
私が寝転がっていたあたりの上の壁に体当たりし、
そのまま私の頭のすぐ横に落下しました。

私は難なくそれを摘み上げるとフィルムケースにいれ、
翌日写真に撮ってから逃がしてやりました。

さて、なんでこんなどうでもいい話をわざわざしたかというと、
実はまったく同じようなシチュエーションを前にも経験しているからです。

その時はどこに潜んでいたのか大きなニクバエがやはり夜になってから部屋の中を飛び回りました。
こういった虫たちは、自分が閉じ込められたと知ると、
少しでも明るい方へ向けて突進するという性質があります。
とても理にかなった本能ですが、
外の方が暗い夜では窓を開けても容易に自分から外へは出てくれません。

このときも「大人しく捕まれば逃がしてやるのに」とでも心の中でつぶやいたと思います。
すると、唐突にその蝿は私の指先にとまったのです。
私はゆっくりと立ち上がると、
窓辺まで歩いていき、窓を少し開けてそこから手を出して逃がしてやりました
(大きく開けると明かりのある方へまた戻ってきてしまいますから)。
その間も蝿は私の指先でじっとしていました。
とても不思議な感じがしたことが強く印象に残っています。

まあ、穿った見方をすれば、たまたま私の指先に何か美味しそうな匂いがついていただけなのかもしれません。
コガネムシが壁にぶつかったのも偶然で片付けていいでしょう。
今回はこんな偶然が重なりましたというお話です。
いままでも誰にも話したことありませんし、
今もわざわざ書くほどの話でもなかったかなとちょっと後悔しています。





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登録 2005/09/30
更新 2007/12/11 ほたる石画帖から移動
    2010/08/27 サムネサイズ




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2005/09/30|カテゴリー その他Comment↑このページのTopへ

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