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尖晶石ノート

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2019/09/17|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2005/11/13 ヤネホソバ

0511133606_02.jpg ←クリックで拡大

ヤネホソバの幼虫
ヒトリガ科コケガ亜科
PowerShot G6

数日前からベランダに2cmほどの毛虫が発生しています。
毛虫といっても植物に直接ついているわけではなく、
手すりの辺りにへばりついてじっとしています。

彼らの名前はヤネホソバ。
昔は茅葺き屋根に発生していたのでこの名がついたそうです。
この仲間の成虫(Google)は地味でほっそりとした姿をしています。

では屋根や手すりで何をしているのでしょう?
一般には「コケ」や「地衣」を食べているといわれます。
しかし、このベランダにはコケも地衣も生えているところを見たことがありません。

画像を見ていただけるとわかると思うのですが、
雨の流れたすじに沿って、うっすらと緑色をしています。
これは気生藻類といい、水中以外で生活する藻の仲間です。
クロレラなどの緑藻や藍藻の集合体だそうです。

どうやらこの毛虫はこれを食べているようです。
地衣も菌類と藻類の集合体なので(箱根参照
きっと好んで食すのでしょう。

食草となる藻類は直射日光をさけるので、
自然とこの毛虫も日陰に集まるようです。
活動は主に朝と夕方で、昼間はじっとしていることが多いそうです。
この画像は多分休んでいるところでしょう。
動いているときはつやつやした頭をのぞかせるそうです。

この毛虫について検索すると、
「衛生害虫」という項目によく登場します。
つまり、家屋の近辺に頻繁に発生するのです。
しかも屋内に入り込んでくることも珍しくないそうです。

さらに困ったことは針に毒があります。
洗濯物にもぐりこんだり、
脈絡のないところにいるので、
気が付かないで触ってしまったりします。
刺されると結構痛く、腫れがなかなか引かないようです。



 

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つづきはこちら

2005/11/16|カテゴリー その他Comment↑このページのTopへ

2006/06/03 現代植物画の巨匠展

この季節、毎年通ってる某所のついでに、
損保ジャパン東郷青児美術館で「英国シャーリー・シャーウッドコレクション 現代植物画の巨匠展」を見てきました。

とにかくすごかったです。
病的なまでの細密さ。
とても真似をする気にはなれません。

特に気に入ったのは、
Helen Haywood 'Wild Cabbage' 水彩
Susannah Blaxill 'Aubergine' 水彩
Vicky Cox 'White Onion' 色鉛筆
Raymond Booth 'Veltheimia' 油彩
あと、画家の名前が分からないんですが「ズッキーニの蔓」など

ボタニカルアートというと、普通は白い紙に透明水彩というのが常識なんですが、
油彩、色鉛筆、パステル、アクリル絵具、版画等様々な画材を使っているのが意外でした。

その中でも特筆したいのが油彩画。
水彩画の書き方は下地が透けることを前提に薄い色から少しずつ塗り重ねていくのですが、
油絵具というのは全くの不透明なので、水彩とは描き方が違うわけです。
下地の状態を無視して塗り重ねていく絵具だけで質感を再構成していきます。
こうして厚みのある葉や、球根の表面の質感を見事に再現していました。
この表現は透明水彩では真似の出来ないことだと思います。

さらに驚くのは、花弁の透明感まで見事に再現しているところです。
なぜこんな魔法みたいなことができるのだろう?
しばらくこの絵の前で唸ってしまいました。

画集を売っていたのですが、どの絵も質感が再現できていませんし、
特に植物画は緻密な細部が命なので印刷の解像では肝心の部分が全くわかりません。
是非、実物に顔を寄せて舐めるように見てください。


会期は4/22〜7/2。入場料1000円。










投稿 2006/06/09
更新 2006/06/10 会期を訂正
    2011/04/22 コメント非公開
    2011/10/06 コメント再公開



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2006/06/09|カテゴリー その他Comment(2)↑このページのTopへ

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