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尖晶石ノート

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2024/04/29|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2010/04/24 仙石原 2/4 箱根湿性花園 2

1/4から見る



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008.
バイモ (アミガサユリ) 貝母  Fritilaria verticillata var. thunbergii  ユリ科(APG)バイモ属  中国北西部

クロユリと同じ仲間です。
とても性質が強健で育てやすいです。
2003/05/03 小淵沢と蓼科



1004240940D_2939.jpg
009.
トキワイカリソウ 常盤碇草  Epimedium sempervirens  メギ科イカリソウ属  中部地方~中国地方の日本海側



1004241016D9_29733.jpg
010.
シラネアオイ 白根葵  Glaucidium palmatum  キンポウゲ科シラネアオイ属  北海道~関東の日本海側、亜高山帯

日本固有種で、1属1種の単型属。



1004241014D_29692.jpg
011.
エゾエンゴサク 蝦夷延胡索  Corydalis ambigua  ケマンソウ(ケシ)科キケマン属  北海道、東北地方、亜高山帯

早春に姿を現し、夏には姿を消して休眠する「スプリング・エフェメラル」の一つ。
いつか、自生地で見てみたい植物です。



1004240941D_2943.jpg
012.
ツチグリ 土栗  Astraeus sp.  ツチグリ科

これまで、ツチグリの学名には Astraeus hygrometricus が当てられていましたが、
最近、アジアに分布する種は何種類かに分けられています。
日本のものにはまだ学名が定まっていないようです。

この様に開いてしまうともう食べられませんが、開く前の若いものは食べられます。
広がっているのは裂けた外皮で、湿気を帯びると反り返って、胞子の詰まった本体を持ち上げ、地面とつながっている菌糸束(根のような物)を自ら断ち切り、
乾燥すると今度は内側に曲がって、本体(内皮+グレバ)を圧迫し、上部に開いた孔から胞子を空中に押し出します。
そして、斜面をころころと転がって移動しながら胞子を撒き散らすという手の込んだことをするキノコです。



1004240956D_29513.jpg
013.
ヤマドリゼンマイ 山鳥薇  ゼンマイ科  Osmundastrum cinnamomeum var.fokiense  北海道~九州の湿原や草原、東アジア、シベリア東部、北米、南米

食用にできます。



1004240943P4102.jpg
014.

箱根湿生花園は、仙石原の湿原の環境を活かした山野草や高山植物を展示する植物園です。
冬期は休園しますが、3月下旬のミズバショウに始まり、
春から秋まで様々な植物が目を楽しませてくれます。





3/4へつづく

コメントがある方は足跡帳へどうぞ






008. ~ 013.
D90
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di

014.
Optio W60





投稿 2012/05/02
更新 2012/09/03 画像リンクの修正




 

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2012/05/02|カテゴリー 植物園Comment↑このページのTopへ

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