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尖晶石ノート

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2017/06/24|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2002/06/30 カナディアン・ロッキー 4/4

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・動物編

 ロッキー山脈には多くの種類の動物が生息しています。
それらを観察するのもカナディアン・ロッキーの旅の楽しみです。
鳥や哺乳類は特に早朝に活発に活動します。
余裕がありましたら朝早くにホテルの周りを散策することをおすすめします。

 植物に比べて動物、特に鳥類には名称が統一されている場合が多いようです。
また、ほとんどの鳥に和名がつけられています。

 ちなみに、バンフの主だった「通り」には動物の名前がついています。



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090.
カナダガン Canada goose ガンカモ科

場所:ジョンソン湖 Jhonson Lake

解説:ピクニックに来ていた人たちの注目を集めていても平然としていました。
しかし、あまり近づきすぎると”シューッ!”と威嚇されます。
亜種のシジュウカラガンはアリューシャン列島で繁殖し、日本やアメリカ西海岸へ渡ります。



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091.
ミサゴ Osprey ワシタカ科

場所:バーミリオン・レイクス Vermilion Lakes

解説:魚を主食としています。従って水辺で見られる猛禽です。
北半球全域とオーストラリアに分布します。
実際にオーストラリアでも見たことがあります。



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092.
ハクトウワシ(アメリカハクトウワシ) Bald eagle ワシタカ科

場所:バーミリオン・レイクス Vermilion Lakes

解説:ご存じアメリカの国鳥です。主に魚を捕食する海ワシ類です。



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093.
アメリカヤマセミ Belted kingfisher カワセミ科

場所:バーミリオン・レイクス Vermilion Lakes

解説:実はミサゴが留まっていた木と同じ木です。
これが飛び立つとすぐにミサゴが来ました。



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094.
セジロアカゲラ Hairy woodpecker キツツキ科

場所:バーミリオン・レイクス Vermilion Lakes

解説:北米にはこれとそっくりなキツツキがもう一種類います。
セジロコゲラ Downy woodpeckerです。
両者の見分けは難しく、前者は体長20cm、後者は15cm、後者の方が嘴が短い、前者は主に木に穴をあけて虫を探し、後者は木の皮を剥がして虫を探す等で区別します。
この画像からはどちらかははっきりわかりませんが、ガンガン木を叩いていたので多分前者でしょう。



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095.
ハイイロホシガラス Clark's nutcracker カラス科

場所:ルイーズ湖 Lake Louise

解説:カラス科の鳥が多いです。
彼等はやはり知能が高く、人間にも馴れやすいです。この写真も1mほど前まで近づけました。



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096.
カササギ Black-billed magpie カラス科

場所:バンフ市街

解説:北半球に広く分布し、日本にはなぜか九州北部にだけ生息していて天然記念物に指定されていたりします。
過去に朝鮮半島から人為的に持ち込まれたという説もあります。
ちなみに学名は "Pica pica"。飛ぶ姿はなかなか優雅です。
バンフの街中を我が物顔で闊歩しています。
数羽で猫をからかっている場面を見かけました。



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097. 098.
ムネアカゴジュウカラ Red-breasted Nuthatch ゴジュウカラ科

場所:バーミリオン・レイクス Vermilion Lakes

解説:足のつかむ力が強く、キツツキ同様幹に垂直に留まったり、枝にぶら下がったりして餌を探します。
はじめ、キツツキのまわりにまとわりついておこぼれを狙っている様子でしたが、じきにすぐ目の前まで飛んできてくれました。好奇心が旺盛なようです。
日本のゴジュウカラもキツツキの巣を乗っ取ったりと何かと厚かましいイメージがありますね。



090elk.jpg
099.
ワピチ(アメリカエルク) Elk シカ科

場所:バンフ市内ボウ川の畔

解説:大型のアカシカ類です。比較的目にする機会が多いという話です。
"Wapiti"はアメリカでの別名です。
ヨーロッパでは"Elk"はヘラジカのことをさします。しかし、北米でのヘラジカの名称は"Moose"です。
混乱を避けるため和名はワピチとなったのかもしれません。

撮影には失敗しましたが、ワピチよりも小型のミュールジカ(オグロジカ) Mule Deerも何度か見かけました。
この辺りにはミュールジカと同属のオジロジカ White-tailed Deerもいます。
両者はよく似ていますが、前者の方が耳が大きく、尾の先が黒いこと、後者は尾の裏が白く目立ち、角が前方へカーブすることで見分けます。



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100. 101.
オオツノヒツジ(ビッグホーン) Bighorn Sheep ウシ科
場所:ツー・ジャック湖 Two jack Lake

解説:駐車場脇で一心不乱に地面を舐めていました。
ミネラルを補充するためでしょう。人間は無視です。
雄一頭に雌数頭。子羊が二頭の群でした。
冬毛が抜ける時期で少々見た目が悪いです。



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102. 103.
コロンビアジリス Columbian Ground Squirrel リス科
場所:トンネル・マウンテン・キャンプ場、ツー・ジャック湖 Two jack Lake

解説:開けた空き地には必ずと言っていいほど巣くっています。
カルガリー空港に着陸した際、滑走路脇の草むら中をこれが走り回ったり立ち上がったりする様が機内から見えたときは思わず笑ってしまいました。



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104. 105.
キンイロジリス Golden-mantled Ground Squirrel リス科

場所:モレイン湖 Moraine Lake

解説:ジリスというよりも大きめなシマリスといった感じです。
背中に四本の黒線と二本の白線があること、顔が赤褐色で目の脇に線がないこと、尾が短いことでシマリスと見分けられます。
岩場などでよく見かけます。
人間への警戒心が低く、食べ物をねだりに近寄ってきます。



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106. 107.
ヒメシマリス Least Chipmunk リス科

場所:バーミリオン・レイクス Vermilion Lakes、グラッシ・レイクス Grassi Lakes

解説:こちらはやや警戒心が強いようです。
木の上よりも地面の上に好んで暮らしています。



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108.
アメリカアカリス Red Squirrel リス科

場所:フェンランド Fenland

解説:街中でも木立ちがあるところではよく見かけます。
しかし、動きが早くてなかなか写真になりません。



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109.
マスクラット Muskrat ネズミ科

場所:バーミリオン・レイクス Vermilion Lakes

解説:この写真の時は遠くて大きさもよく判らなかったのですが、ひょっとしたらビーバーだったのかもしれません。
ただ、ビーバーは個体数が少なく、まわりに巣らしきものも木をかじった跡も見られなかったのでマスクラットだろうと判断しました。
すぐ近くのフェンランドにはビーバーが生息しているそうです。
日本にもマスクラットの帰化が見られますが、戦時中に毛皮用に養殖されていたものが戦後放たれたものだそうです。
"Muskrat"を直訳すれば「麝香鼠」ですが、ジャコウネズミは九州から東南アジアにかけて分布するトガリネズミ科のまったく別の動物の和名に当てられます。



・風景その他編

 広いカナダのことなので、時間帯が東西でいくつにも分かれています。
カナディアン・ロッキー地区では時差が日本の−15時間(サマータイム)。
日本で7月1日午前0時ならば6月30日午前9時ということになります。
日没は午後9時半頃。10時半頃まで薄明るいです。
売店も9時過ぎまであいている店が多いので、次の日を考えればさっさとホテルに帰って休めばいいのに気がつくと夜遅く?まで出歩いてしまってます。
正直感覚がおかしくなりました。

 気温は大体ですが最高で20度位、最低で5度位。
東京の4月中下旬位といったところでしょうか。
もちろん標高が上がれば気温はさらに下がります。
山の天気の常として、一日中天候がめまぐるしく移り変わります。
今日はいい天気と思っていたら急に土砂降りになったり、暖かいと思っていたら急に冷たい風が吹いたりもします。
こちらへの旅行の際には防水のジャケットとフリースかセーターを持参することをおすすめします。

 また、朝夕には大型のヤブ蚊がブンブン飛び回ります。
6月下旬ぐらいだとまだ向こうも動きが鈍くて刺されることも少ないですが7月を過ぎると鬱陶しいかもしれません。虫よけスプレーもおすすめです。
ちなみにやぶに入るとでっかいダニに取りつかれることがあります。
運良くすぐに気がついて払い落としましたが、刺されると猛烈に痒そうです。
ちなみに刺された時はむやみに引っ張ると口吻が皮膚の下にちぎれて残ってしまい、なかなか刺し後が治らないです(日本のマダニで経験あり)。
タバコをお持ちでしたら火を近づけるとか、虫除けスプレーをかけるとか自分で抜かせるのがベターとか。



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110.
ヤムナスカ山 Mt. Yamnuska

解説:カルガリー方面からバンフ国立公園へ入ろうとするとまずこの山が迎えてくれます。
ロッククライミングのメッカだそうで、ふもとに登山の学校があり、そこが運営するこの山の日本語のホームページもあります。
どうでもいいですが、焼き餃子に見えませんか?



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111.
モレイン湖 Moraine Lake

解説:6月30日でしたが小雪が舞っていました。
背景はテン・ピークス Ten Peaksです。
よく絵はがきの題材にされている美しい湖ですが、あいにくこの日はお天気に恵まれませんでした。



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112.
エメラルド湖から望むバージェス山 Mt. Burgess

解説:「バージェス」と聞いてピンとくる人はどのくらいいるでしょう?
NHKスペシャルとかで有名になった、いわゆるバージェス・モンスター=バージェス頁岩動物群の化石が発見された場所です。

この山はカンブリア紀の地層を含んでいます。
この時代、動物界(脊椎動物が現れる前の時代)では爆発的な種の分化がおこりました。
現存の動物の基本となるものも現れましたが、多くは後世まで残ることなく淘汰されてしまいました。
それには生物学の常識では考えられないような奇妙奇天烈な動物たちが含まれていました。
ここではそういった動物たちの化石が発掘されるのです。

この山へ無断で入ることは許されていませんが、発掘現場を見学するツアーが組まれています。
レイク・ルイーズのビジターセンターで極わずかですが化石の実物も展示されています。

ちなみに、カンブリア期にはまだ陸上に生物は存在していませんでした。
つまり、カナディアン・ロッキーはかつて海の底だったわけです。
その証拠にこのあたりの地層には石灰岩が含まれています。
石灰岩は海棲生物の死骸が積み重なって形成されます。
そのため、ここの水道水は日本と違ってミネラル分の味を感じます。

また、この辺ではもう少し後の時代に繁栄したアンモナイトの化石も多産され、
そのうちアンモライトと呼ばれるものはアクセサリー等にも加工されています。
これは方解石に置換した殻がオパールのように輝くもので、これほど美しくなるものは珍しいです(結構高価だったりします)。
Google

化石ではないですが、お土産物屋さんではJade(ひすいのこと)と銘打った暗緑色や白い石の彫刻が目に付きます。
これは本物のJadeiteつまりひすい輝石ではなく、軟玉 Nephriteと呼ばれる緑閃石の一種です。
繊維状の結晶を含み、ひすいよりも細工のしやすいものです。
Googleスピネル式:珪酸塩鉱物



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113.
グラッシ・レイクス Grassi Lakes

解説:少し山を登ると小さな湖があり、透明なエメラルドか深い緑のひすいのような幻想的な湖面を望めます。
さらに岩山を登りつめると大きなダム湖があるそうですが遠慮させていただきました。
ここは楽な方らしいですが、カナディアン・ロッキーで花を見ようと思うとどうしても山登り(ハイキング程度)は避けられません。
事前に脚を馴らしておけばよかったと後悔しきりです。



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114.
建国記念日のパレード

解説:7月1日はカナダの建国記念日です。
グラッシ・レイクスのふもとのキャンモア Canmoreという街で小さなパレードに行き当たりました。
車は足止めされ、しばし見物です。



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115.
ツー・ジャック湖 Two Jack Lake

解説:バンフ近郊のこじんまりとした湖です。
後ろはカスケード山 Cascade Mountain(多分)です。



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116.
バンフ・スプリングス・ホテル Fairmont Banff Springs Hotel

解説:利用はしませんでしたが歴史ある高級ホテルです。
後ろはサルファー山 Sulphur Mountainです。



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117.
バンフ Banff市街で見かけたスプリンクラー

解説:仕組みはよく解りませんが、ホースを振り回す様が絶妙です。
カナディアン・ロッキーは湖沼や河川が多く、特にこの時期は雪解け水でどこも増水しています。
従って湿潤なイメージを持ちますが、実は意外と乾燥しているのです。
庭先には必ずと言っていいほど芝生が植えられていますが、青さを保つためにスプリンクラーが目に付きます。

    

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118.
エア・カナダ Air Canadaのエンブレム

解説:今回は利用しませんでしたが、エア・カナダの機体のカラーリングがすごくおしゃれで気に入ってしまいました。
画像では分かりにくいですが深緑の地に赤いサトウカエデの葉、葉脈を書き込んであるところもかっこいいです。



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119.
カナダの硬貨

解説:左上から、新C¢1、旧C¢1、C¢5、C¢10、C¢25、C$1、C$2です。
C¢50は無いそうです。
25(クォーター)という単位は使い慣れないので頭の中で計算するのに苦労しました。
C$1硬貨が一番使われる機会が多いらしく一番すり減っていました。
アルバータ州の消費税は7%と中途半端なため気をつけないといつの間にかC¢1硬貨が貯まってしまいます。
ちなみに旧C¢1とC$1は11角形です。
表の図柄にはビーバー Beaverやトナカイ Caribou、ホッキョクグマ Polar bear等が描かれていますが記念コインも多く見かけます。
すべての硬貨の裏側は国家元首であるエリザベス女王の横顔です。
面白いことに製造年によって若かったりお年を召していたりします。
これはオーストラリアでも同様でした。



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120.
カナダの紙幣

解説:旧紙幣の裏?には鳥の絵がデザインされています。
左上 C$5  アメリカヤマセミ Belted Kingfisher
右上 C$10 ミサゴ Osprey
左下 C$20 ハシグロアビ Common Loon (カナダの国鳥)
右下 C$50 シロフクロウ Snowy Owl
(シロフクロウはロッキー地方に分布していません)
この他にC$100 カナダガン Canada Gooseもあります。
このときは旧紙幣と新紙幣が入り交じったような状態でした。
新紙幣は紙ではなく、プラスチックのような素材です。
インクを熱で定着させているらしく、焦げ臭いにおいがします。
オーストラリアでも同様でしたが、最近の流行みたいですね。
失礼ながらデザインはつまらなくなっているように感じました。


 バンフは世界中の観光客で賑わってますが、街中にはやたらに日本語が目につきます。
日本人向けのおみやげ物屋さんや日本料理店も多いです。
観光地としては日本人はいまだに大口のお客様なんでしょうね。

 ちなみに食事に関してははじめから期待していませんでしたが、
意外と国際色豊かでメキシコ料理やギリシャ料理、韓国料理をそこそこ堪能しました。味付けも結構しっかりしています。
アルバータ牛が有名と聞いたのでステーキハウスにも行ってみました。
日本人と欧米人の牛肉に対する旨さの感覚の違いを改めて感じました。
不味いとはいいませんが、あごが疲れましたね。
そこのサラダバーと小海老の入ったドレッシングはえらく気に入りましたが。

 バンフには大きなスーパーマーケットが2件あります。
寄る機会がありましたら桃などの果物を買うことをお薦めします。
アメリカ産も多いと思いますが、小さくても甘くて香りが高く美味です。
ちなみに海外に行くとよく帰りの飛行場でワインを買って帰るのですが、カナダでは飛行場よりも街中の酒屋さんで買った方が品数が多いみたいです。






分類別> 鳥類1鳥類2鳥類3


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COOLPIX990

120.
GT-7600S

それ以外
MZ-3
SINBI100
COOLSCAN II


主な撮影機材:
PENTAX MZ-3
TAMRON SP AF90mmf2.5
SIGMA 24mmf2.8 SUPER-WIDE II
PENTAX FA135mmf2.8
Kenko 2X TELEPLUS MC7
Velbon MINI-F
Konica SINBI100
Nikon COOLPIX990



この記事は2002/02にYahoo!ブリーフケースにアップしたものを再編しました。



投稿 2007/11/20 記事を分割、画像を追加
更新 2008/03/28 アンモライト、ネフライト追記
    2008/04/21
    2010/08/27 サムネサイズ





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2007/11/20|カテゴリー 海外Comment↑このページのTopへ

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