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尖晶石ノート

2007/06/17 ゆり園(埼玉県所沢) 2/2

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 021.
ゴールデントーチ? Golden Torch (LAハイブリッド)


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 022.
ファンギオ? Fangio (LAハイブリッド)


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 023. 024.
ポリアナ Poliana (アジアティックハイブリッド)


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025.
品種不明 (LAハイブリッド)


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026.
セラダ? Serada (LAハイブリッド)


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027.
セラダ? Serada (LAハイブリッド)


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028.
品種不明 (アジアティックハイブリッド)


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029.
品種不明 (アジアティックハイブリッド)

 
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 030.
ロイヤル・トリニティー Royal Trinity (LAハイブリッド)


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031.
ロイヤル・トリニティー Royal Trinity (LAハイブリッド)

後ろに西武球場が見えます。


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032.
品種不明 (アジアティックハイブリッド)


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033. 034.
品種不明

034.の写真はPLフィルターを使用しています。
PL(偏光)フィルターは光の波の方向のうち、一部の角度だけを通すようにするフィルターです。
通常、光は進む方向から見てあらゆる角度の波のものが空中を進んでいますが、
物に斜めの方向から当たって反射するときに波の角度が揃う現象(偏光)があります。
その角度の波の光だけをカットすると、反射してくる光を弱めることができます。

花の撮影の場合、強い光が当たっているとき、表面のつやを表現したいときはそのままでいいですが、しっとりとした色を再現したいときは反射光を省くPLフィルターを用いるのが有効です。

ただ、太陽の位置や、反射面とカメラの位置などによって効果の現れ方は一様ではありません。


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035.
グランド・クルー Grand Cru (アジアティックハイブリッド)


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036.
ロリポップ Lollypop (アジアティックハイブリッド)

売店で撮りました。


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037.
ビヨウヤナギ
オトギリソウ科オトギリソウ属


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038.
シモツケ
バラ科シモツケ属



このユリ園には札がありません。
HPに栽培品種の一覧がありますので、それを参考に名前を当ててみましたが、結構難しいです。
特にオレンジ系はお手上げでした。




ユリの品種について説明してみたいと思います。

ユリ属 Lilium には約100種の原種があり、北半球に広く分布しています。
いくつかのグループに分けられていますが、昔は花の形や咲く向き、色、葉のつき方、葉柄の有無、根の生え方などで分けていました。
最近では染色体のバンドなどを用いてさらに詳しく調べられていますが、その結果、昔の分け方もあながちでたらめでもなかったようです。
ただ、その頃はまだ手をつけられていなかったヒマラヤ山系に分布するウコンユリなど興味深いグループもあって結構ややこしいことになっています。
これらのグループ間の類縁関係や分布や進化などを類推するのはなかなか興味深いものがあります。

閑話休題。
通常、異なるグループ間では交配がうまくいかず、同じグループ間同士でかけ合わせて園芸品種を作出していました。

その主だったものの一つに、スカシユリ、エゾスカシユリ、Lilium bulbiferum、オニユリ、コオニユリなどを中心に作られたアジアティック・ハイブリッドがあります。
色はカロチノイド色素によるオレンジ、黄、赤が中心でしたが、このグループ唯一のピンク色の原種マツバユリを用いることにより、ピンクや白などのバリエーションも増えています。

もう一つの大きなグループに、ヤマユリ、サクユリ、カノコユリ、タモトユリ、ウケユリ、オトメユリ、ササユリを用いて作出されたオリエンタル・ハイブリッドがあります。
カノコユリは日本のほかに台湾や中国にも分布しますが、他はすべて日本固有種です。
特徴はアジアティック・ハイブリッドに比べて大柄で、香りが強く、色はカロチノイド色素を含まないため桃紫や白が多いです。
最も有名な品種に‘カサブランカ’があります。

バリエーションは多くないですが、栽培量の多いものに、
テッポウユリとタカサゴユリを用いたロンギフローラム・ハイブリッドがあります。
本来、色は白いものがほとんどです。

その他に、日本では栽培が少ないですが欧米では人気のあるものに、
キカノコユリ、リーガルユリ、L. sargentiaeL. leucanthumL. sulphureumL. brownii などを用いたオーレリアン・ハイブリッドやトランペット・ハイブリッドがあります。
高性で花色は黄や橙が多いですが、‘ピンク・パーフェクション’など桃色も一部あります。

そのほかにもいくつかありますがここでは割愛します。

これらのグループ間の交配は偶然を除いて基本的に不可なのですが、
その具体的な理由として、花粉が柱頭についても花粉管の成長が悪く、精核が子房まで辿り着かない、例え受精しても、胚が種子まで成長しきらないなどの現象があるようです。

そこで、雌しべの花柱を根元付近で切り取り、切り口に花粉をつけて受精させ、胚が未熟なうちに取り出して無菌培養する技術が編み出されました。

これによって、ロンギフローラム・ハイブリッドとアジアティック・ハイブリッドを交配したLA・ハイブリッド、
オリエンタル・ハイブリッドとトランペット・ハイブリッドを交配したOT・ハイブリッド、
ロンギフローラム・ハイブリッドとオリエンタル・ハイブリッドを交配したLO・ハイブリッド等が作出されるようになりました。

最近のユリの品種については詳しくないんですが、写真を見ていて気がついたのは、アジアティック・ハイブリッドに比べてLA・ハイブリッドの柱頭の方が大きいみたいですね。
おそらく、テッポウユリの特徴を受け継いでいるんだと思います。
アジアティック・ハイブリッドには香りが無いものがほとんどなんですが、LA・ハイブリッドには香りのあるものもあるようです。









分類別> ユリ科ユリ亜科


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021〜026.以外
D70s+TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di
021〜026.
D70s+Tokina AT-X 107 DX FishEye 10-17mm F3.5-4.5
030〜032.034〜036.038.
PLフィルター使用





投稿 2007/07/16
更新 2008/01/12 ほたる石画帖から移動
    2009/03/17 サムネイルサイズ
    2009/06/06 サムネサイズ
    2010/08/27 サムネサイズ




ユリ科 - トラックバック・ピープル

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2007/07/16|カテゴリー 関東Comment↑このページのTopへ

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