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尖晶石ノート

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2011/12/11 皆既月食

皆既月食を観察するのは、かなり久しぶりです。



1112102233C_01722.jpg
001. 
22:33
もたもたしていたら、大分蝕が進んでいました。



1112102321C_02362.jpg
002. 
23:21
皆既になりました。
今回は月の下側がやや明るいままでした。

ちょっと驚いたのは月自体が移動するスピードが意外に早いこと。
レンズの重みでピントが狂うことを避けるため、
月をファインダーの中央に置いてオートフォーカスで撮るんですが、
いつの間にか画面の中央から大きく外れてオートフォーカスが利かなくなっちゃいます。

全体が完全に真っ暗になるわけでなく、大部分がやや赤くぼんやりと見え続けています。
これには理由が二つあり、
一つは、波が進路上にある物の縁で後ろ側に回り込もうとする「回析(かいせつ)」という現象によるものです。
写真撮影の時、レンズの絞り羽根でこの現象がおこることが知られており、
絞りを小さくし過ぎると写真が不鮮明になることがあります。
月食の場合は、太陽からの光が地球の縁で内側に曲げられて月面に届くので、
完全に暗くはなりません。

もう一つは、真空を通ってきた光が地球の大気層に入ると進路が曲がる「屈折」がおこることによるものです。
大気がプリズムのように働くわけです。
ちなみに、回折と屈折のどちらの影響が大きいのかは私にはわかりません。
赤くなるのは、地球の大気層が青よりも赤い波長をよく通すためです。

太陽の皆既日食の場合は、完全に隠れる皆既は比較的短時間で終わりますが(2009年7月の時で5分前後)、
皆既月食は意外に長く、今回は50分以上もかかりました。
これは、太陽と地球の間に月が重なる日食と、
太陽と月の間に地球が重なる月食では、
地球の方が直径が大きいことと、月と地球の相対的速度が違うためにそうなります。



111210G_70502.jpg
003. 
月の下にはオリオン座がはっきり見えていました。
月の右側にあるのはおうし座のアルデバランです。



111210G_7029.jpg
004. 

オリオンの下にはおおいぬ座のシリウス。
左にはこいぬ座のプロキオン。
オリオン座のアルファ星(一番強い光の星)ベテルギウスとこの二つを「冬の大三角形」といいます。


皆既が終わるまで見ていたかったのですが、
雲が涌いてきてしまったので、帰ってUstreamで見ることに。





コメントがある方は足跡帳へどうぞ





001. 002.
D90
SIGMA 70-300mm F4-5.6 APO MACRO
マニュアルAE
F8 1/2秒

003. 004.
PowerShot G11






投稿 2012/01/02




 

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