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尖晶石ノート

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2025/12/14|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2005/04/17 こども自然公園

横浜市旭区にあるこども自然公園です。 (非公式サイト
相鉄線二俣川から徒歩15分ほどです。

地元では桜の名所で、バーベキュー設備や大規模なアスレチック、ふれあいタイプの小動物園など、家族連れで休日を過ごすには持ってこいだと思います。


050417s00302.jpg

050417s146603.jpg
001. 002.
フデリンドウ リンドウ科

春先に咲く、10cmにも満たないリンドウです。


050417s005.jpg
キランソウ シソ科

参照:シロバナキランソウ


050417s01302.jpg
004.
ツクバキンモンソウ シソ科

最近まで同じキランソウ属のジュウニヒトエと区別せずに同じものだと思い込んでいました。
ジュウニヒトエは葉に赤斑が無く、
花序が葉より上に塔状に立ち上がります。

ジュウニヒトエはももみさんのブログをご参照ください。


050417s1473.jpg
005.
ヒトリシズカ センリョウ科


050417s01202.jpg
006.
マルバスミレ (ケマルバスミレ) スミレ科

林下の土が剥き出しになったようなところを好みます。
割と群生していることが多いです。

ほぼ花全体が白く、唇弁にだけ筋が入ります。
花の形はふくよかで丸い印象です。
花は開き気味でオレンジ色の葯がよく見えます
内側の毛の有無は定まっていません。
花期は中位といったところですが、結構遅くまで残っていることもあります。

葉は心臓形毛が多いです。
前は和名がケマルバスミレ呼ばれ、無毛のタイプをマルバスミレと呼んでいましたが、
無毛タイプは稀なため、毛のある方もマルバスミレと呼ぶことになりました。
無毛タイプをケナシマルバスミレと呼ぶこともあります。





横浜市内にはこういった森林公園が意外に多いです。
その中でもここは特に大きい方だと思います。
市内には公園化されていない林もわずかにありますが、
こうして行政の管理下に置かないと急速に宅地化されてしまうのが現状です。

しかし、森林と名はついていても、公園化するということは
人の手を入れて下草(=森林の下層)を払ったり、
遊歩道をそこいら中に這わせるということで、
必ずしも自然に優しいことをするというわけではありません。

ここに初めて訪れたのは15・6年ほど前ですが、
その頃あったイチリンソウの大群落は、どこかへ姿を消していました。







分類別> スミレ

カテゴリー 雑木林


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002. 005.
PowerShot G6

それ以外
MZ-3
TAMRON SP AF 90mm F2.5
SINBI100
COOLSCAN II




投稿 2006/05/02
更新 2006/05/08 TB:photo Life セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)とジュウニヒトエ(十二単)
    2007/12/21 ほたる石画帖から移動
    2010/08/27 サムネサイズ




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2006/05/02|カテゴリー 雑木林Comment↑このページのTopへ

2006/05/10 ツツジの粘糸

ちょっとした植物遊びなのですが、
ツツジ類の花に指を突っ込むと、白い糸状の物が指に着いてくる事があります。
これはツツジの花粉の塊で、
雄しべの先端にある袋状の葯にあいた孔から
花粉が粘り気のある糸で連なって引きずり出されてくるのです。

この糸を粘糸(もしくは粘着糸)といいます。
粘糸は昆虫に効率よく花粉を運ばせるためにある器官だといわれます。
ツツジ類の他、マツヨイグサ(ツキミソウ)の仲間にも同じ性質が見られます。


060510N192102.jpg
001.

花粉が溢れ出している雄しべをねらうのがコツです。
指先を湿らすか鼻の脂をつけるとよりくっつきやすくなります。


060510N191102.jpg
002.

ピンセットの先も濡らすとよく着きました。


003060510_1949.jpg
003.

拡大すると花粉が細い糸で繋がっているのが見えます。


060510N192502.jpg
004.

今回使用したツツジはオオムラサキ Rhododendron oomurasaki (R. pulchrum) です。
来歴のはっきりしない園芸品種で、西日本産のケラマツツジと沖縄産のキシツツジもしくはリュウキュウツツジとの雑種だろうと言われています。
園芸上はヒラドツツジの品種として扱われることが多いです。

丈夫で花つきがよく、造園には欠かせない植物です。
派手で大きな花は香りも良いので昔から大好きでした。




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撮影機材:すべてCOOLPIX990

003.
TelescoMicro ED6x18D、クローズアップレンズ2、MACRO COOL-LIGHT SL-1使用




投稿 2006/05/11
更新 2007/12/21 ほたる石画帖から移動、画像を3枚差し替え
    2010/08/27 サムネサイズ




 

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2006/05/11|カテゴリー 植物についてComment↑このページのTopへ

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