1/5へもどる027.
高取山からは南にある仏果山への道を辿るのが定番なのですが、今回は北へ下っていきます。
頂上直下は鎖場もあって足下が悪く、かなり急です。
そこを過ぎてもしばらくは両端を切り落としたような狭い尾根を歩くことになります。
028.
間もなく道は穏やかになり、木々の間から湖が見えてきました。
午前中は地面が凍っていて、返って歩きやすいのですが、
午後になって霜が溶けたら、土がぬかるんで滑って危険だろうと思います。
029.
途中、送電の鉄塔があるのですが、そのまわりは木が切り払われ見晴らしが良くなっています。
ベンチも設置されていました。
宮ヶ瀬湖を見下ろしながら一休み。
030.
西側には丹沢連峰。
中央の頭の白い山が神奈川最高峰の蛭ヶ岳(ひるがたけ)1673 m。
名の由来は頂上に毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ=大日如来)が祀られていたからとか、ヤマビルが多かったからとか諸説あるようです。
ヤマビル説もあながち否定できないのがなんだかな~ですね。
蛭ヶ岳の左の黒っぽい山が丹沢山。そのすぐ左が塔ヶ岳。
031.
北西には山梨県の小金沢連峰。
032.
北には奥秩父の山々。
一番高いのは、甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)2475m。
埼玉・山梨・長野の3県の県境が重なっています。
033.
その東は奥多摩の山々。
中央は三頭山(みとうさん)1531m。
右奥は雲取山(くもとりやま)2017m。
東京・埼玉・山梨の境界になっています。
この鉄塔を下ったところにもシモバシラの群落がありました。
034.
再び林の中をだらだらと下っていくと、突然目の前が開けました。
ダム工事のためにワイヤーを固定する基礎を設置する空間だったようです。
ここから先は山の斜面が削り取られていて、元の登山道は無くなっています。
左側の斜面を降りる新しい道がつけられていました。
かなり急な斜面で、ほとんど崖のような様相です。
足下は樹脂だかコンクリートだかの人工丸太で階段になっていますが、丸太に足を乗せるとつるつるしていてとても危険です。
途中で足を丸太で滑らせてしまい、そのままリュックの重さでひっくり返り、危なく転落しかけました。
咄嗟にロープを張るための鉄の杭を掴んで難を逃れましたが、別の杭に膝をしこたまぶつけてすりむいてしまいました。
ここを下るのは二度と御免ですね。
じゃ、登るのならいいかというと、こんな急な斜面を登ると思うとにわかハイカーとしては遠慮したいところです。
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027. Optio W60
028. ~ 030. 034. 035. D90
SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO /HSM
031. 033. D90
SIGMA 70-300mm F4-5.6 APO MACRO
032. E-PL5
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
投稿 2014/03/12
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