1から見る18へもどる211.
浜の様子です。
貝殻はそれなりに落ちていますが、期待してたほどではなかったです。
先客も多いですし。
212.
ツノメガニ幼体 角目蟹
Ocypode ceratophthalmus スナガニ科 東京湾以南、インド洋・太平洋域
成長すると甲幅が4cmぐらいになります。
砂浜の至る所に穴が開いていますが、犯人はこいつかミナミスナガニです。
幼体は風のようにフワーッっと走り回ります。
213.
オカヤドカリ 陸宿借
Coenobita sp. オカヤドカリ科 南西諸島、小笠原諸島、インド洋・太平洋域
214.
殻は
ミヤコヤマタニシの物です。
海ではなく陸で生活する巻き貝です。
写真を撮るだけ。
215.
ゼニイシ 銭石
Marginopora kudakajimensis ソリテス科 沖縄以南、インド洋・中央太平洋
直径1cm前後の平たい円盤状の生物です。
ホシズナと同じ有孔虫の仲間で、海底に仮足という糸状の物で張り付いて生活しています。
表面に降り積もる有機物を吸収したり、ホシズナ類同様藻類との共生により、光合成をして栄養を得ています。
化石生物の貨幣石(
Nummulites)に似ていますが、
同じ有孔虫類でも少し系統が異なります。
216.
217.
イバラカンザシ 茨簪
Spirobranchus giganteus カンザシゴカイ科 本州中部以南、インド洋・中央太平洋
ゴカイの仲間で、サンゴに穴を開けながら石灰質の棲管(せいかん)という管を形成してそこに住み着いています。
花のように見えるのはえらが螺旋状に巻いた物で、鰓冠(さいかん)といいます。
呼吸の他、これに引っ掛かったプランクトンなどを食べています。
危険を感じると棲管の中に隠れてしまうんですが、そのとき、横に飛び出している殻蓋(かくがい)で蓋をします。
218.
オオイカリナマコ 大錨海鼠
Synapta maculata イカリナマコ科 奄美以南、インド洋・西太平洋
水の上から撮っています。
全体の大きさが把握できないんですが、2mくらいあるんじゃないでしょうか。
最大で3m以上になるそうです。
表面に細かい鈎状の刺が生えているのを知っていたのであえて触ったりはしませんでしたが、
皮膚の柔らかい場所だと痛みがあり、かぶれることもあるそうです。
指の腹で触る程度なら大丈夫なようです。
219.
午前11時頃
220.
13時頃
221.
14時頃
この日の干潮は12時43分でしたが、干潮時刻を過ぎてもどんどん潮位が下がっていくような印象です。
9時頃海に入ったときは胸ぐらいまで深さがありましたが、このときは膝よりも下ぐらいです。
小さなお子さんでも安心ですね。
222.
223.
12時半頃の海の中
潮が引くにつれ濁りが増してきます。
224.
水位が浅すぎると、いつの間にかサンゴ礁の間に取り残されてしまい、
サンゴを踏まないようにそこから無理矢理出ようとするとこのようにサンゴに接触してしまいます。
膝より浅いと泳ぐのはもう無理ですね。
わ~らのおばさんに怪我を見つけられて、サンゴに毒があるので酢をかけた方がいいと勧められました。
薄い酢なのかと思ってお願いすると、これが結構濃い(笑
酸で傷口の細胞が傷む方が支障があるような気がするんですけど(汗
ツノメガニかミナミスナガニの巣穴が見えますね。
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D90
SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO /HSM
214. 218.
PowerShot G11
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Optio W60
投稿 2012/09/17
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