1/5から見る042.
ハイガイ 灰貝 フネガイ科 20mm
寿司ねたでおなじみアカガイの仲間ですが、
分布が伊勢湾以南で、本来相模湾には生息していません。
他の地域でも生息数が激減しており、
絶滅の危惧さえあります。
相模湾で見つかるハイガイは今よりも温暖であった縄文時代に生息していた物の化石だそうです。
043.
ヤマトシジミ 大和蜆 シジミ科
河口付近の汽水域に分布します。
おそらく、滑川に生息していた物だと思われます。
044.
チョウセンハマグリ 朝鮮蛤 マルスダレガイ科 22mm
「朝鮮」と名がついていますが、元々日本に分布している貝です。
チョウセンのつかないハマグリの方は、生息数が激減していて、
相模湾ではほぼ絶滅したとされています。
現在店頭に並ぶハマグリのほとんどは中国原産のシナハマグリです。
チョウセンハマグリも「国産」「天然」「地」などの冠をつけて売られていますが、
とても高価です。
045.
046.
ミゾガイ 溝貝 ユキノアシタガイ科 35mm
割とよく見かける貝ですが、とてももろくて、持ち帰るのが難しい貝です。
見つけたときは他の貝と一緒くたに入れずに、
別にケースか何かに仕舞って持ち帰る方が無難です。
047.
048.
ウメノハナガイ 梅の花貝 ツキガイ科 5mm
049.
フジノハナガイ 藤の花貝 フジノハナガイ科 13mm
波打ち際に好んで生息する貝です。
潮の満ち引きに合わせて移動します。
050.
モモノハナガイ 桃の花貝 ニッコウガイ科 12mm
2008/03/08 茅ヶ崎051.
サクラガイ 桜貝 ニッコウガイ科 22mm
2008/03/08 茅ヶ崎052.
カバザクラガイ 樺桜貝 ニッコウガイ科 22mm
サクラガイに比べ全体に角が無く、滑らかな楕円形の印象です。
表面はサクラガイよりも艶があり、透明感が強くてより割れやすいです。
2008/03/08 茅ヶ崎053.
054.
055.
クチベニガイ 口紅貝 クチベニガイ科 23mm
両殻が揃った物が大量に落ちていました。
殻はかなり硬質で、左右の大きさが異なっているため、
合わせ目が重なり合います。
打ち上げられている二枚貝の死殻にはタマガイ類に開けられた孔がよく見られるのですが、
クチベニガイではそれがほとんど見られません。
2008/03/08 茅ヶ崎056.
057.
サザナミガイ 漣貝 サザナミガイ科 13mm
真珠光沢の強い貝です。
この日材木座海岸を一往復しただけで118種ほど貝殻を拾いました。
軽い二枚貝や小さな巻き貝が多いです。
タカラガイはメダカラ、チャイロキヌタ、キイロダカラとおなじみの3種だけです。
特にサクラガイ類が目立ちましたが、
サクラガイは殻が薄く半透明なので、
落ちていても気づかない人が多く、
結構踏まれて粉々になっているのが目立ちます。
海岸にはビーチコーミングをしている人の他、
散歩の人、ウインドサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人など人影が多いです。
できるだけ早い時間に行った方が良さそうです。
4/5へもどるコメントはこちらへどうぞ
044. 049. 053. ~ 055.
D70s
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di
042. 043. 045. ~ 048. 050. ~ 052. 056. 057.
PowerShot G11
投稿 2010/04/01
更新 2010/08/25 サムネサイズ
[0回]