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尖晶石ノート

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2024/11/21|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2000/09/04 西オーストラリア 1/2

2000年9月4〜11日にかけてオーストラリアへ出かけました。
はたしてオーストラリアは何回目でしたっけ?
今回は西オーストラリア州都パースから北への旅です。
使ったフィルムは26本。約900景でした。
ここに載せたのはごく一部です。


kokutyou_s.jpg
001.
コクチョウ Black swan

西オーストラリアの旅はパースから始まります。
パックツアーで申し込むと普通一日目は市内観光です。
コースの一つに必ず立ち寄るのがここ、モンガー湖です。
ここの目玉はやたらに観光客馴れした西オーストラリアの州の鳥コクチョウ Black swanです。
写真は観光客目当てにのしのしやってくるところです。


kokutyou04.jpg
002.
コクチョウ Black swan

このときは小さなヒナを連れてお出迎えしてくれました。
しかしこのコクチョウ、ヒナは可愛いんですが親はコワイです。
さも当然のような顔をしてエサをねだりに来ますが、
ちょっと親に触らせてもらおうと手でも出そうものなら「フゥゥゥッ!」と、ネコの威嚇よろしく唸られます。


kokutyou02_s.jpg
003.
コクチョウ Black swan


kokutyou05.jpg
004.
コクチョウ Black swan


twentyeight.jpg
005.
コダイマキエインコ  Twenty-eight Parrot (Port Lincoln ringneck)

「トゥウェンティアイト(オーストラリア訛り)」と鳴くそうな。
ちょっと無理あります。
なにやらご機嫌で歩いてました。


twentyeight02.jpg
006.
コダイマキエインコ  Twenty-eight Parrot (Port Lincoln ringneck)

ユーカリの実で昼食のようです。
ここキングスパークも市内観光で必ず立ち寄ります。
でも、できればツアーの同行ではなく
個人で時間をもうけてゆっくりとまわるべきところです。


pinkfairies03.jpg
007.
ピンクフェアリーズ Pink fairies 
カラデニア・ラティフォリウム Caladenia latifolium ラン科

一泊目はパース郊外のリゾートホテルでした。
チェックインを済ませた後、
まだ日暮れまでに時間がありましたので散歩にでかけました。
といっても、事前に近所のナショナルリザーブ(国指定自然保護地域)を
リサーチしてあったので目的地ははっきりしています。
そこは別になんてことはない灌(かん)木林なんですが、
偶然ピンクフェアリーズという地生蘭の大群落を見つけました。
観光客など誰も立ち寄らないようなところです。


pinkfairies.jpg
008.
ピンクフェアリーズ Pink fairies 
カラデニア・ラティフォリウム Caladenia latifolium ラン科
白花は珍しいんじゃないでしょうか。


spider.jpg
009.
コモン・スパイダーオーキッド Common Spider Orchid
カラデニア・ワリアンス・ワリアンス Caladenia varians ssp. varians ラン科

翌日、途中停まったドライブインの周りを散策しました。
スパイダーオーキッドは元々種類が多い上、
雑種もあるので見分けが難しいです。
これは多分、Common Spider Orchid


cowslip.jpg
010.
カウスリップオーキッド Cowslip orchid
カラデニア・フラワ・フラワ Caladenia flava ssp. flava ラン科

割と見る機会が多いと思います。
西オーストラリアに広く分布しています。


purpleenamel.jpg
011.
パープル・エナメルオーキッド Purple enamel orchid
エリツランテラ・ブルノニス Elythranthera brunonis ラン科

Cowslip orchidのように大きな群落にはなりませんが、
比較的よく見かけます。
花被の裏側には紫色の斑点があっておしゃれです。


aojitatokage.jpg
012.
マツカサトカゲ
Blue-tongue lizard (Bobtail)

西オーストラリアを旅しているとかなりの確率でこいつに会えます。
青い舌を出して威嚇のつもりなんでしょうが、
はたして効果があるのだろうか?
変な形の尻尾には水分と栄養が詰まってます。


Pinnacles03.jpg
013.
ピナクルズ Pinnacles

ツアー二日目の目玉は、ここピナクルズです。
ナンバン国立公園の中にある砂丘です。
ここはかつて森林であり、そこが石灰質を含む砂に埋もれた後、
立ち木の部分に雨で溶け出した石灰が流れ込んで固まり、
砂が吹き飛ばされてできた岩だけが立ち並んでいるのだそうです。


Pinnacles.jpg
014.
Pinnacles


grasstree.jpg
015.
グラスツリー Grass tree
クサントロエア・プレイシー Xanthorrhoea preissii ススキノキ科

特異な姿が目立つ植物です。
元々西オーストラリアでは四六時中山火事があるのですが、
この木も真っ黒けになっている姿をよく見かけます。
それでも枯れずに何百年も生きる長寿の植物です。
地元の人には'Black boy'の名で親しまれてますが、
学術書には通常'Grass tree'の名で紹介されています。
まあ、人権擁護的なあれですね。


southerncross.jpg
016.
レジューア・サザンクロス Lesueur southern cross
クサントシア・トメントーサ Xanthosia tomentosa セリ科

サザンクロスという植物です。
その中でも、特にこの地域だけに分布しているレジューア・サザンクロスという種類です。


southerncross02.jpg
017.
Lesueur southern cross




2/2へつづく







投稿 2004/12/21
更新 2007/11/18 ほたる石画帖から移動、ヤフブリから画像を移動、記事を分割、記事修正
    2008/01/12 TBP
    2010/08/28 体裁を修正




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2004/12/21|カテゴリー 海外Comment↑このページのTopへ

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