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アナマスミレ
Viola mandshurica var.
crassa スミレ科
北海道、本州の日本海沿岸
スミレ(マンジュリカ)が砂浜の環境に適応した変種です。
太平洋側には同じくスミレが海岸に適応したアツバスミレがあります。
まわりに生えている葉はセリ科のハマボウフウです。
刺身のつまなどに利用されます。
少しかじってみましたが、わずかな苦味とエグ味があります。
分類別: スミレ218.
219. 220. 221.
イソスミレ (セナミスミレ)
Viola grayi スミレ科
北海道、鳥取までの日本海沿岸
タチツボスミレに近い仲間です。
タチツボスミレよりも花が大きく見栄えがします。
222. 223.
現在、自生量が激減しており、
自生地が各県に点々と残されている状態です。
海浜の開発や護岸、海流の変化による砂の移動、
ダムや堰の設置で河川からの砂の供給が途絶えることよる砂浜の後退、
盗掘、車両の砂浜への乗り入れなどが減少の原因に考えられます。
4輪駆動車を砂浜で走らせて遊ぶのは近年問題になっていて、
この様に海岸植物の自生地を踏み荒らす他、
アジサシ類やチドリ類などの野鳥の巣を踏みつぶしたり、
孵化したウミガメの子供が轍の溝を乗り越えられずに海にたどり着けないまま死んでしまうなどの事例が知られてます。
この撮影場所は詳しく書きませんが、
元々の自生地が崩れかけているのを地元の人が気づいて、
有志が離れたところに植え替え、苦心して保護育成している場所です。
範囲は決して広いとは言えず、何か一つアクシデントがあれば壊滅する可能性もある不安感をぬぐえませんでした。
富山県氷見市に
海浜植物園という植物園があって、
そちらでセナミスミレとイソスミレが栽培されています。
見頃は4月中・下旬ですが、GWの頃まで見られるそうです。
224.
ハマハタザオ
Arabis stelleri var.
japonica アブラナ科
北海道から九州の海岸
225.
スナビキソウ
Messerschmidia sibirica ムラサキ科
北海道から九州の海岸
226. 227.
ハマダイコン
Raphanus sativus var.
raphanistroides アブラナ科
日本全国の海岸
地中海沿岸原産であるダイコンが野生化したものであると考えられています。
まだ若い全草は食用にできるそうです。
227. 228.
アビ(夏羽) アビ科 冬鳥
アヒルほどの大きさの大型の水鳥です。
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214. ~ 216. 220. 225. 226.
D70s
SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO /HSM
217. ~ 219. 221. ~ 224.
D70s
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
226.
PowerShot G6
227. 228.
D70s
TAMRON AF 70-300mm F/4-5.6 Di LD Macro
投稿 2009/07/10
更新 2010/08/25 サムネサイズ
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