2003年5月2日から一泊二日で山梨の小淵沢と長野の蓼科へ行きました。
○フィオーレ小淵沢
中央本線小淵沢駅から徒歩20分。
チューリップの群植が見事だということで行きました。
敷地が大変広く、全体の雰囲気もいいです。
ただ、細かいことを言えば品種数が少なかったり、
景観重視なのか札が無かったり、
前に植えた球根が所々残ってて、
それがウイルスに罹って無残な姿を晒していたりで、
もう少しなんとかして欲しいなというところです。
HPに割引券があります。
001.
ベン・バン・ザンテン Ben van Zanten トライアンフ
チューリップらしい純粋な赤ですね。
002.
ネグリタ Negrita トライアンフ
実物はもっと暗紫色です。
003.
オリンピック・フレーム? Olympic Flame ダーウィンハイブリッド
札がありませんでしたが、たぶんこれ。
参照:
分類別>チューリップ004.
チャイナ・ピンク China Pink 百合咲き
やわらかいピンクが可愛いです。
百合咲きとしては、ちょっと寸詰まりの花ですね。
005.
ダイアニト Dyanito 百合咲き
よく見かける百合咲きの赤には、
他にアラジン、レッド・シャインがあるのですが、
アラジンは黄覆輪が入り、レッド・シャインは花底が黄色くならずに青味を帯びるのが特徴です。
006.
ドールズ・メヌエット Doll's Minuet ビリディフローラ
一見百合咲きのようですが、一応ビリディフローラだそうです。
草丈がコンパクトです。
007.
クリサンサ
Tulipa chrysantha 原種
原種チューリップとしては特に丈夫です。
高さ20cmくらいの華奢な草姿で、小球性です。
008.
サクサティリス?
Tulipa saxatilis 原種
T. saxatilis か
T. bakeri 'Lilac Wonder' のどちらかだと思います。
見分け方がわかりません。
原種の中では結構丈夫な方です。
009.
アイヒレリ?
Tulipa eichleri 原種
これはアイヒレリかな?・・・自信が無いです。
010.
ラクティコロール
Narcissus lacticolor 原種
写真で見るとニホンズイセンのように見えますが、
高さ20cmに満たない小型の原種スイセンです。
一般には旧学名のカナリキュラータスで流通してますね。
丈夫ですが、分球しやすく、
姿の割に球根が大きくならないと咲かないので花つきはあまり良くないです。
011.
ケシの仲間? Papaver sp. ケシ科の植物だと思うんですが、初めて見ました。
名前がわかりません。多年草っぽいです。高さ15cmくらいの面白い花でした。
2007/11/17追記
プラティステモン Platystemon californicus
ケシ科、北米産の秋蒔き一年草でした。
012.
アカネスミレ
全体に毛深いのが特徴です。
花の形が整っていて、色が濃いので可愛いですね。
明るい林の下や、畑の縁とかの比較的肥えた所を好むみたいです。
013. 014.
アリアケスミレ
道端や畑の縁など、特に日当たりのよいところが大好きです。
そういったところで青い筋の入った白いスミレを見たら大体これです。
015.
ヒメスミレ
植込みや芝生、鉢植え、アスファルトの隙間など、
人間の住む環境にちゃっかりもぐりこむ特技があります。
逆に人間の生活の臭いのしないところで見かけることは稀です。
スミレに似ていますが、より小型で、葉が長三角形(スミレは長楕円形)、
葉柄に翼が無く、葉裏が赤みを帯びるのが特徴です。
参照:
分類別>スミレ016.
ツボスミレ(ニョイスミレ)
国産では最も遅咲きのスミレに部類します。
このときはまだ咲き始めでコンパクトな株でしたが、
この後地上茎で立ち上がり、
小さな花とは不釣合いなだらけた植物に変貌してしまいます。
日陰でも日向でも湿ったところを好みます。
017.
パルマタ
Viola palmata北米のスミレです。三ないし五叉する矛型の葉が特徴です。
かなり丈夫です。
018.
パピリオナセア
Viola sororiaやはりアメリカ原産の大型のスミレです。
他にもプリセアナと呼ばれる中心が青くて縁が白い丸っこい花の品種が普及しています。
ものすごく丈夫で、急速に殖えまくります。
種で増える他、根茎で横に広がる特徴があります。
019.
ビオラ
前に植えたパンジーが勝手に芝生に入り込んでいます。
小輪系のパンジーのことをビオラと呼ぶのですが、
大輪系と違い、こぼれ種で居ついたりするんでかわいいですね。
020.
ビオラの花壇
ビオラが何品種も集めてありました。
折角なら札をつければいいのに・・・
021.
山並
八ヶ岳方面の眺望です。
反対側には富士山も見えます。
園内には昆虫博物館(無料)も併設されていて、
虫好きのお子さんにも喜ばれると思います。
博物館好きの私もすっかりはまってしまいました。
ここでこんなに時間をとられるとは思わなかったので
次の電車まで走らされるはめになりました。
3日ほど筋肉痛がとれなかったのはトホホですね。
上諏訪の一つ手前茅野で降りた後はホテルに荷物を置いて土産を物色したり、
そば処で夕食をとることに。
ここは蓼科や白樺湖、車山高原などへの中継地点となるはずなのですが意外と観光地化していません。
土産物屋も駅ビルと向かいのビルに一軒ずつあるだけです。
しかも、片方は臨時休業していました。
そば屋は更科というところで。
三重(みかさね)せいろをたのみましたが、
お蕎麦らしからぬかなりのボリュームで、おなかにたまります。
とろろとおろし、なめこがついていて、
それらそれぞれにつゆを足したりおたがいを混ぜたりして楽しみます。
お蕎麦自体も香りがあってそれなりに美味しいんですが、
なぜか切り方が不揃いで部分的にアルデンテ(笑
ネライなのかヘタなのか、ちょっと好みじゃありませんでした。
細ければいいってもんでもないですが、
せめて太さは揃えて欲しいものです。
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014.
020.
021.
COOLPIX 990
それ以外
MZ-3
TAMRON SP AF90mmf2.5
PLフィルター使用
SINBI100
COOLSCAN II
投稿 2004/12/21
更新 2007/11/16 ほたる石画帖から移動、ヤフブリから画像を移動、記事を2から3つに分割、記事修正
2008/01/12 TBP
2010/08/28 体裁を大幅修正
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