2003年3月15日から一泊二日で南房に出かけました。
千葉から外房線に乗り換えて、大原下車徒歩15分ほどで椿公園に着きます。
事前に
関連サイトや地図サイトで周辺の地図を入手した方がいいです。
1500品種あるということですが、割と新品種が多いようです。
古くからある椿園ではなかなか見られないような品種をたくさん見られて良かったです。
管理事務所の反対側にも見本林があるので要注意です。
この日は生憎の雨で、シャッター速度が足りなくて苦労しました。
早咲き系はもうそろそろ終わりで、
もう2〜3週間早く行くともっと咲いていたでしょう。
001.
有楽
関東では「太郎冠者(たろうかじゃ)」で知られます。
「有楽(ウラク)」の方が古い呼び方なのだそうです。
漏斗型で花粉の無い、侘助のグループです。
樹勢が旺盛で花付きが良く、見栄えがするので公園や建築物の植え込みによく使われてますね。
002.
スプリング・ミスト
小さめの花をたくさんつける愛らしい品種でした。
何かの原種を交配しているような感じです。
003.
ポップコーン
これも小さな花をたくさんつけていました。
まさにぴったりな命名です。
004.
フリーダム・ベル
派手こい赤です。
005.
トリコクラダ
Camellia trichoclada中国南西部と台湾に分布する原種です。
鑑賞価値はいまいち。
006.
チューリップ・タイム
西洋種のわりには清楚で、心惹かれるものがあります。
原種のサルウィンツバキ
C. saluenensis の血を色濃く受け継いでいる感がありますね。
007.
因幡百合
黒系の椿と言っていいでしょうか。
008.
港の曙
これも原種の血が濃そうです。
微妙な色合いが魅力的です。
009.
五月姫
澄んだ赤に端正な形。いいですね。
010.
小平栗 (しょうへいぐり)
表現の難しいサーモンがかったピンクです。
011.
覆輪花見車
整った形に均等な斑が入ってます。
012.
朱雀門 (すざくもん)
わかりにくいかもしれませんが、
大きな丸い弁で花全体がきれいな椀形を成してます。
013.
朝鮮椿
参考にと撮りましたが、好みが分かれるところですね。
大陸産のトウツバキの一系統らしいです。2007/12/27訂正
大陸産ではなく、日本で作出された園芸品種らしいです。
014.
初化粧
こういう曖昧な色のに弱いんですよね。
015.
赤西王母
「西王母」というと筒形大輪桃色の名花なのですが、
その枝変わりでしょうか。
016.
鎌倉絞
ハルサザンカの名花ですね。雲状斑が見事です。
017.
桜葉源氏
名前の通り、鋸歯の深い桜葉が特徴なのでしょうが、
中折れ千重咲きのこの花の方にまず見とれてしまいますね。
018.
隠れ磯
おどろおどろしい覆輪咲きです。
019.
草紙洗
この絞りの入り方は見事しか言いようがありません。
020.
三宅千鳥
少し緑がかった画像になってしまいましたが、
その端正さはおわかりいただけると思います。
021.
小公子
小輪系の品種です。
022.
紅さし
中心から外へ向かっての濃淡が特徴です。
023.
サルト
サザンカ系もしくはそれに近い種の交配だと思います。
024.
春風 (しゅんぷう)
原種を匂わせる愛らしい花です。
025.
細雪
澄んだ美しい白ですね。
026.
師人 (もろびと)
味わい深いです。
027.
英勝寺侘助
ローズピンクはデジタルでも銀塩でも再現が難しいです。
028.
羽咋 (はくい)
特徴的な筒咲きです。
029.
覆輪雛侘助
この手のにも弱いです。
他の椿園でも撮った憶えがあります。
JR線の線路を挟んで反対側に「
椿の里」と呼ばれる地域があります。
古い民家の背の高い垣根(暴風や防火の目的でしょう)に椿が多く使われていて、
それらを愛でながら散策するコースが設定されています。
時間に余裕があればまわってみるのもいいでしょう。
030.
ノシランの実 Ophiopogon jaburan ユリ(スズラン)科ジャノヒゲ属
ヤブランを大きくしたような草姿にジャノヒゲの実を大きくしたような青い実がなっていました。
>
2/2へ進む>
分類別: ツバキ Camelliaコメントはこちらへどうぞ
009.
010.
018.
028.
030.
COOLPIX990
それ以外
MZ-3
TAMRON SP AF90mmf2.5
SINBI100
COOLSCAN II
投稿 2004/12/21
更新 2007/11/15 ほたる石画帖から移動、ヤフブリから画像を移動、記事を分割
2008/01/11 TBP
2010/08/29 サムネサイズ
2010/09/03 分類別へのリンク
[0回]