11年ぶりに
氷室椿庭園へ行ってみました(
以前の記事)。
001.
ギョリュウバイ
Leptospermum scoparium フトモモ科
オーストラリア南東部、タスマニア、ニュージーランド原産
002. 003.
白唐子
004.
京唐子
005.
白頭山 (はくとうさん)
氷室氏作出
006.
春日影 (はるひかげ)
007.
太郎庵
008.
曙
009.
紅妙蓮寺
010.
参平椿
011.
迦陵頻 (かりょうびん)
012.
数寄屋
札には「関東数奇屋」とありました。
数奇屋にも関東(江戸、ワビスケ系、淡桃)と三河(愛知、ワビスケ系、濃桃)があります。
落ち着いた雰囲気でツバキを観賞するにはいいところなんですが、
旧江ノ島植物園同様、木が伸びすぎて見づらい花があるのが玉に傷です。
11年前と丁度同じ時期でしたから見頃だろうと思っていました。
ところが、まだ咲いていない木が結構目立ちました。
この冬の寒波の影響でしょう。
いくら地球温暖化とはいえ、常に暖かくなるというわけではありません。
日本の緯度のあたりを通る偏西風は、そのまま地球をぐるりと一周するのですが、
実は北極方向から見るとそのコースは正円形になっていません。
実際にはぐねぐねと蛇行していて、季節ごとに大体形が決まっています。
通常、日本のあたりは、大陸の北側から降りてくるようなコースをとります。
大雑把にいうと、北側の偏西風のうねりが大きく下がってくれば涼しく、
あまり下がってこなければ暖かくなります。
したがって、単純に温暖化で暖かくなるわけではなく、
偏西風の流れがどういうコースをとるかで気温が決まります。
ところが、この偏西風の形が温暖化の影響で微妙にずれてきてしまっています。
乱暴な言い方をすれば温暖化で偏西風のコースがいつも通りでなくなる現象が異常気象の原因ということです。
だから、地球温暖化の影響で寒波に襲われることもあるわけですね。
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分類別>
ツバキ1.、
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D70s
TAMRON SP AF 90mm F/2.8 Di
投稿 2008/04/09
更新 2009/02/25 サムネイルサイズ
2009/06/03 サムネサイズ
2010/08/25 サムネサイズ
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