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1/18へもどる190.
スプレンゲリア・インカルナタ Pink swamp heath
Sprengelia incarnata エパクリス(ツツジ)科
オーストラリア南東部、タスマニア 2m
191. 192.
クロフエガラス Black Currawong
Strepera fuliginosa フエガラス科
タスマニア固有種 49cm
カササギフエガラスと同じ科ですが、どちらかというとモリガラスに印象が近いです。
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2 043. カササギフエガラス、
1 014. モリガラスモリガラスの虹彩が白いのに対して、こちらは黄色です。
湖を挟んで駐車場の丁度対面側にピクニックランチがとれるテーブルが一ヶ所だけあり、
その場所をなわばりにしているようです。
こちらが食事の準備をはじめるとどこからか現れて、近くの木の枝から様子をうかがっていました。
話によると、飛びながらサンドイッチのハムだけをかすめ盗ったりするほど狡猾なんだそうです。
193.
ピンクベリー キアトーデス・ユニペリナ Pink berry
Cyathodes juniperina (
Leptecophylla juniperina ssp.
juniperina)
エパクリス(ツツジ)科
オーストラリア南東部、タスマニア、ニュージーランド 2m
ピンク・マウンテン・ベリー
C. parvifolia よりも葉が細長いのが特徴です。
(
C. parvifolia 4-6mm、
C. juniperina 8-15mm)
また、
C. juniperina は雌雄同株、
C. parvifolia は雌雄異株です。
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7 131. C. parvifoliaくだんのクロフエガラスがおもむろにテーブルのある木製のスペースの端に下りてきました。
こちらは隙を見せまいとちらちら様子を伺っていると、
カラスが突然口から何かを大量に吐き出してしまいました。
内容はほとんどピンクベリー類でした。
鳥には嗉嚢(そのう)という一時的に食べ物を蓄える器官があります。
ここからは想像ですが、そ嚢いっぱいにピンクベリーを詰めていると、
それ以上物を入れられないので「空き」をわざわざ作ったんじゃないでしょうか。
前にも書きましたが、ピンクベリーは食べてもすかすかした食感で、甘味も少なく、あまり栄養価が高そうじゃありません。
それに比べ、人間の食べ物は高たんぱく、高カロリーで、雑食性の鳥にとってはさぞ大変なご馳走でしょう。
例えご馳走にありつけなかったとしてもピンクベリーなら探さなくてもいくらでもありますし、
ひょっとしたら吐き出したものをそのまま食べてまたそ嚢を満たせば話が元に戻るだけです。
動物にこんなことを言ってもせん無いことですが、
こっちが飯食ってる最中に失礼な話です。
194.
エウフラシア・ストリアタ Streaked Eyebright
Euphrasia striata ゴマノハグサ科コゴメグサ属
タスマニア固有種 高地 20cm
よく似た
E. gibbsiae の葉は5裂以上で扇形、時に有毛です。
E. striata の葉は、深く3または5裂、無毛、長さは9mm以下です。
コゴメグサ属は半寄生性の植物です。
195.
オレアリア・レディフォリア Orites mountain daisy bush
Olearia ledifolia キク科キク亜科シオン連
タスマニア固有種 高地 60cm
O. lirata 同様、木本性のキクです。
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6 101. O. lirata196. 197.
タスマニアン・クリスマスベルズ ブランドフォルディア・プニケア
Tasmanian Christmas bells
Blandfordia punicea クサスギカズラ目ブランドフォルディア科
タスマニア固有種 高地 1m
ブランドフォルディア属はオーストラリア東部に4種分布しています。
以前はユリ科ツルボラン亜科に入れられていました。
今回とても見たかった花の一つです。
しかし残念ながらまだ蕾でした。
花が見られるのはもう半月ほど先でしょう。
197.は去年咲いた跡です。このような崖の隙間を好むようです。
サラマンカプレースの市で見かけた花ですが、
ブランドフォルディア属のどれかはわかりませんが、
おそらく、プニケアだと思います。
タスマニア州は他の州から植物を持ち込むことを厳しく制限しているので、
プニケアならば州内で切花用に栽培されている可能性が高いからです。
あくまで推測ですが。
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5 086.198.
リケア・スプレンゲリオイデス Rigid candle heath
Richea sprengelioides エパクリス(ツツジ)科
タスマニア固有種 高山 1m
花色は白の他、黄色もあります。
パンダニとはずい分印象が違いますね。
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10 185. R. pandanifolia199. 200.
エパクリス・セルピリフォリア Alpine heath
Epacris serpyllifolia エパクリス(ツツジ)科
タスマニア、ビクトリア州 高地 1m
クレイドル山が間近に見えます。
Cradleとは、ゆりかごという意味だそうです。
201.
ディシデュアス・ビーチ ノトファグス・グンニー Deciduous Beech
Nothofagus gunnii ブナ目ナンキョクブナ科ナンキョクブナ属
タスマニア固有種 高山 4m
"Deciduous"とは落葉性という意味で、
マートルビーチが常緑性なのに対して、こちらは落葉性なのが特徴です。
秋になると黄葉して、クレイドルマウンテンを黄色く染めます。(
Google)
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10 179. N. cunninghamii202.
キッタリアの一種 Beech strawberry, Myrtle orange
Cyttaria gunnii子嚢菌門チャワンタケ亜門ズキンタケ綱キッタリア目キッタリア科
タスマニア、ビクトリア州南部、ニュージーランド
黄色い子実層が露出しています。
何故かグンニーには寄生しないのだそうです。
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8 138.203.
ガウルテリア・ヒスピダ Snowberry
Gaultheria hispida R.Br. ツツジ科シラタマノキ属
タスマニア固有種 高地 2m
オーストラリアでは従来のツツジ科は少数派です。
スノーベリーは日本のシラタマノキ(
Google)同様白い実がなります。
その実を食用にできるそうです。
ちなみに、シラタマノキにはサリチル酸メチルが含まれ、
実を食べるとメンソールのような刺激があるそうです。
おそらく、スノーベリーも同様だと思います。
204.
レースゴケ Lace lichen, Coral lichen
Cladia retipora ハナゴケ科トゲシバリ属
オーストラリア東部、タスマニア、ニュージーランド、ニューカレドニア
オセアニア地区の固有種です。
トゲシバリ属は日本にも1種分布しますが、
分布の中心はオーストラリアです。
(
トゲシバリ C. aggregata 2008/11 菌類のふしぎ展にて撮影)
地衣が目的の旅じゃなかったんですが、
気がついたら撮りたまってしまいました。
205. 206.
カラデニア・アルピナ Alpine Caladenia
Caladenia alpina ラン科チドリソウ亜科ディウリス連
オーストラリア南東部、タスマニア 高地 15-30cm
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4 072. C. carnea、C. vulgaris>
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投稿 2008/02/05
更新 2008/03/08
2009/06/05 サムネサイズ
2009/09/17 画像追加
2010/08/25 サムネサイズ
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