>
1.増感特性へもどる カラー設定とは色合いの傾向を指定するものらしいです。
501. モード Ia
デフォルトのモードで、彩度を抑えめにして階調を再現しやすくすることをねらっているようです。
502. モード II
詳しくは後で説明しますが、色の情報を多くして加工しやすいようにしたモードです。
Iaよりもさらに彩度が低く、ややグリーンが被ってます。
503. モード IIIa
先の二つとは逆に鮮やかな発色用の設定です。
その代わりに階調の再現が犠牲になりやすいです。
504. 参考までにモードIaで彩度設定高めの画像です。
IaとIIIaのカラープロファイルの指定はsRGBですが、IIはAdobeRGBに設定されます。
カラープロファイルとは色空間を指定する為に画像ファイルに埋め込まれるデータです。
色空間(カラースペース)と言う概念は難解なんですが、ソフトや機器が画像を出力する際に参照する色見本みたいなものです。
Windows系OSではsRGBが標準とされる場合が多いようです。
AdobeRGBの方が扱える色の数が若干多いのでプロユースではこちらを使うことが多いそうです。
ただ、AdobeRGBに対応していないソフトやハードも多く、
この色空間で最適化されている画像を開いても目的とした色とずれてしまいます。
特にWebブラウザの多くはカラープロファイル自体に対応していないものが多いです。
とりあえずWebで公開することを前提としている場合はプロファイルを破棄するかsRGBを使用した方が無難でしょう。
逆に、Webで公開する予定が無く、AdobeRGBに対応したソフトで閲覧したり、加工したり、プリントして楽しむことなどを前提としている場合は、AdobeRGBを指定した方が有利です。
2008/04/09追記
Windows VistaとSafariまたはFirefox3使用時はプロファイルに対応しているそうです。
Web上にある画像はプロファイルの保持がまちまちですから、
これからは環境によってますます画像の見え方が変わってきてしまいそうです。
4.彩度へもどる < >
6.露出補正へつづくコメントはこちらへどうぞ
共通データ:
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di
絞り優先AE F4 1/1000sec. ISO200 WB:オート
三脚使用
投稿 2007/02/03
更新 2008/01/07 ほたる石画帖から移動、加筆
2008/04/09 こっそり記事修正
[0回]