1/29 魚津水族館から見る
010.
魚津市は蜃気楼が観測できることで有名です。
しかし、行けば必ず見られるというものではないようです。
写っているのは、魚津から35kmほど離れた高岡市を流れる小矢部川に建設中の新湊大橋の橋脚です。
双眼鏡で覗いたときは水面から浮いているように見えたんですが・・・

011.
2時間後に上の場所より500mほど近い場所から見たものです。
全く浮いてませんね。
蜃気楼は、海上の気温と海水温に差があるときに海面に接する空気が冷やされて
冷たい空気の層と暖かい空気の層が発生し、
光の屈折率がそれぞれの層で異なるために干渉して後ろの風景が異常に見える現象です。
その日の晴れ具合や気温、風向き、風の強さなどが微妙に影響して様々な見え方をするそうです。
魚津埋没林博物館このときは、河口部以外の場所ではそれほど浮き上がって見えませんでした。
おそらく、川から冷たい水が供給されているため、他の場所と見え方が変わったのではないかと思います。

012.
これは最初の写真とほぼ同時刻に撮ったものです。
双眼鏡で覗いていたときは気づきませんでしたが、
画像で見るとちょっと変です。
奥の方の海面が一段浮き上がっているような・・・
実はここは小矢部川から東に20kmほど離れた富山市内にある富山火力発電所なんですが、
画像向かってすぐ左側に神通川という大きな川の河口があります。
おそらく、その川の水の影響ではないかと思います。

013.
こちらもほぼ同時刻に撮ったものです。
写っているのは両者のほぼ中央に位置する射水市の富山新港発電所です。
双眼鏡で覗いたときはあまり感じませんでしたが、
画像で見ると浮いてるような浮いてないような。
新湊大橋の方が浮いている印象は強かったです。
この日は晴れていて気温がやや高く、
波が穏やかで風もあまり吹いていませんでした。
それでも冷たい空気の層が非常に薄かったのでこのような微妙な感じなんでしょうね。
ちなみに、富山県民でも蜃気楼を見た人は少ないんだそうです。
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010.~013.
D70s
TAMRON AF 70-300mm F/4-5.6 Di LD Macro
PLフィルター、三脚使用
投稿 2009/06/12
更新 2010/08/25 サムネサイズ
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