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尖晶石ノート

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2024/04/26|カテゴリー Comment↑このページのTopへ

2005/05/14 イギリス 5/11

1/11へもどる



05080706.jpg
089.
和名:メコノプシス・レギア
学名:Meconopsis regia
科名:ケシ科
分布:ネパール
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14


050515e22_s.jpg
090.
和名:メコノプシス・ベトニキフォリア・アルバ
学名:Meconopsis betonicifolia 'Alba'
科名:ケシ科
分布:ヒマラヤ東部
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14
備考:ヒマラヤの青いケシと呼ばれる M. betonicifolia の白花です。


050515e2302.jpg
091.
和名:クリノデンドロン・フーケリアナム
学名:Crinodendron hookerianum
科名:ホルトノキ科
分布:チリ、アルゼンチン
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14


050515e2402.jpg
092.
和名:イリス・ドウグラシアナ もしくはカリフォルニアアイリス系園芸種
学名:Iris douglasiana or Iris cv.
科名:アヤメ科アヤメ亜科アヤメ属アポゴン亜節カリフォルニカエ系
分布:北米西部
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14
備考:カリフォルニアアイリスは優しい色合いの品種が多く、
コンパクトなのでコレクションしてみたくなるのですが、
高温多湿な日本での栽培はやや難しいそうです。
参照:069.I. innominata  081.I. 'Purple Dream'


05080802.jpg
093.
和名:カリフォルニアライラック (セアノーサス)
学名:Ceanothus cv.
科名:クロウメモドキ科ソリチャ属
分布:米南西部
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14
備考:原種・園芸種とも多数あって特定は難しいです。
その他の解説はまた後ほど。
参照:202.


050515e2602.jpg
094.
和名:アブチロン・ビティフォリウム ‘ベロニカ・テナント’
学名:Abutilon vitifolium 'Veronica Tennant'
科名:アオイ科イチビ属
分布:チリ
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14
備考:屋外に植えられていました。
一般にアブチロンは温室植物扱いなのですが、
本種は耐寒性が強いそうです。


050515e2803.jpg
095.
和名:パッシフローラ・ビティフォリア
英名:Grape Leaved Passion Fruit
学名:Passiflora vitifolia
科名:トケイソウ科トケイソウ属
分布:中・南米
撮影:ウィズレー植物園大温室 2005/05/14


050515e3102.jpg
096.
和名:レブチア 不明種
学名:Rebutia sp.
科名:サボテン科
分布:ボリビア、アルゼンチン、アンデス山系
撮影:ウィズレー植物園大温室 2005/05/14
備考:札をメモるのを忘れてしまいました。


05080806.jpg
097.
和名:キアノーチス・ソマリエンシス
学名:Cyanotis somaliensis
科名:ツユクサ科
分布:ソマリア
撮影:ウィズレー植物園大温室 2005/05/14
備考:多肉植物として扱われることもあります。


05080807.jpg
098.
和名:アルスロポーディウム・ストリクツム (チョコレートリリー)
英名:Chocolate lily
学名:Arthropodium strictum
科名:ユリ科ツルボラン亜科
分布:オーストラリア南東部に広く
撮影:ウィズレー植物園大温室 2005/05/14


05080808.jpg
099.
和名:トゥーリパ・アクミナータ (原種)
英名:Horned Tulip
学名:Tulipa acuminata
科名:ユリ科ユリ亜科
分布:トルコ
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14
備考:百合咲き系園芸品種の交配親です。
初期の百合咲き系品種は花被の先端が尖る他に
高性、花茎が細くて曲がりやすい、遅咲き、小球性、
ウイルスに弱い等の特徴を本種から受け継いでいます。
参照:チューリップ属百合咲き


050515e3602.jpg
100.
和名:アスフォデリネ・ルテア
英名:Yellow Asphodel
学名:Asphodeline lutea
科名:ユリ科ツルボラン亜科
分布:イタリア、シシリー島
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14
備考:常緑性宿根草で栽培は容易です。


05080810.jpg
101.
和名:コリダリス・フレクスオーサ (ヒマラヤエンゴサク)
学名:Corydalis flexuosa
科名:ケシ科キケマン属
分布:四川省
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14
備考:非球根性です。
参照:浜名湖花博


050515f030302.jpg
102.
和名:スイセン ‘トレーシー’
学名:Narcissus 'Tracey'
科名:ヒガンバナ科スイセン属
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14
備考:シクラミネウス系です。
シクラミネウス系は副花冠が細長く、
花被が反り返るのが特徴です。


05080812.jpg
103.
和名:シナフジ
英名:Chinese Wisteria
学名:Wisteria sinensis
科名:マメ科フジ属
分布:中国南東部
撮影:ウィズレー植物園 2005/05/14 PowerShot G6
備考:本種の方が日本特産のフジ Wisteria floribunda よりも
イギリスの気候に合うので好んで植えられています。
しかし、日本のように棚に仕立てるのではなく、
塀や民家の壁に這わせたり、
アーチのように立体的に仕立てられることが多いです。


050515f0703.jpg

050515f0603.jpg
104. 105.
和名:ロードデンドロン・ルテウム (キバナツツジ)
英名:Yellow Azalea
学名:Rhododendron luteum
科名:ツツジ科ツツジ属
分布:東欧、西アジア
イギリスでは帰化植物
撮影:ウィズレー植物園からWisley Gardensバス停までの小径 2005/05/14
参照:018. 019.


ウィズレー植物園はめちゃくちゃ広いです。
時間的、体力的にすべてを回るのは困難でしょう。
Battleston Hillでは丁度ツツジ類が満開でしたが
ほんの一部しか見られませんでしたし、
北の端の方にヒース園があったのですがとてもそこまで行く余力はありませんでした。
果樹園と樹木園ははじめから端折ることにしてました。




○ 4日目の15日早朝5時ごろ、
火災報知器の警報でたたき起こされました。
とりあえず服を着て貴重品だけ身につけ、
部屋を出ることに。

すでに廊下は宿泊客が右往左往しています。
こういったとき、危機感の麻痺している日本人は呑気に構えます。
これを心理学用語で”正常化の偏見”といいます。

自己分析はさて置き、
何処の国の人かはわかりませんが家族を誘導している
いかにもしっかり者といった風情のお父さんが目にとまりました。
よし、この人の後について行こう。
選択は正解で、ほぼ最短距離で地上に出ることに成功しました。

外に出たのはいいですが、ホテル側は何も誘導や説明をしてくれません。
まわりを見てみると、パジャマにスリッパをひっかけただけの人、
しっかりトランクまで持って出ている人、様々です。

しばらく中庭にいましたが、じっとしているのも寒いので他のホテルのロビーで軒先を借りることに。
暖房の前で他のお客さんたちと暖をとりながら様子をうかがってました。

程なく消防車が駆けつけて警報の発信元を確認したところ、
誤報であったということが判明して、中庭にいた人達から歓声が沸きました。
こうして一連の騒ぎから開放されたのでした。
その間、数十分ほどのことです。



05080815.jpg

05080816.jpg
106. 107.
和名:キングサリ (キバナフジ)
英名:Gold Chain, Laburnum
学名:Laburnum anagyroides
科名:マメ科
分布:南欧の山地
イギリスでは帰化植物
撮影:タビストック・スクエア 2005/05/15
106. PowerShot G6
備考:花の咲く姿はとても優美で美しい樹木ですが、
日本の高温多湿には弱いようです。


Squareとは道路に囲まれた広場や公園を指します。
宿泊したホテルのすぐ隣がタビストック・スクエア Tavistock Squareでした。
この2ヵ月後あのような惨劇の舞台となるとは・・・
このことについては追々コメントしていきます。


05080814.jpg
108.
Double Decker

赤い二階建てバスはロンドンを象徴する存在でしょう。
この写真も、
「イギリスは寒いのに屋根の無いバスも走ってるんですよ」
というようなコメントを考えながら撮影した憶えがあります。

しかし、2005年8月現在、この画像を見る者に与える印象は変わってしまいました。
人間の持つ凶暴性と愚かさに憂愁の念を禁じえません。

脇に描かれた日本やドイツ、イタリア、かつての敵国の国旗が仲良く並んでいるのが戦争は遠くなったんだなぁという不思議な感覚を感じさせていました。
場所:ラッセル・スクエア 2005/05/15


05080817.jpg
109.
和名:ゲラニウム・ファエム (クロバナフウロ)
英名:Dusky Crane's-bill
学名:Geranium phaeum
科名:フウロソウ科フウロソウ属
分布:ヨーロッパ中~西部
撮影:ラッセル・スクエア公園 2005/05/14
備考:こちらは褐色タイプです。
葉に赤斑の入るものもありました。
参照:030.


050515f2002.jpg
110.
和名:ノハラフウロ
英名:Meadow Cranesbill, Meadow Crane's-bill
学名:Geranium pratense
科名:フウロソウ科フウロソウ属
分布:ヨーロッパ北部~中央アジア
撮影:ラッセル・スクエア公園 2005/05/14
備考:園芸品種がいくつかあるようです。
大きな花に爽やかな青い色が印象的でした。




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作成 2005/08/07
登録 2005/08/21
更新 2007/11/29 ほたる石画帖から移動、画像11枚差し替え
    2009/04/19 リンク修正
    2010/08/28 サムネサイズ




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2005/08/21|カテゴリー 海外Comment↑このページのTopへ

2005/05/15 イギリス 6/11

1/11へもどる


 
○ 4日目は王立キュー植物園へ出かけました。
ウィズレー植物園同様、王立園芸協会 RHS の管轄する植物園です。
世界中の植物園の頂点と言っても過言ではないと思います。
世界遺産にも登録されています。
ガーデナーが一度は憬れる場所じゃないでしょうか?


05080819.jpg

05080820.jpg
111.  112.
パーム・ハウス Palm House
芝生の白い点々はヒナギクです。
入口の脇にある赤や黄の木のような物や
池に浮いている色とりどりの丸いものは
ガラスで出来たオブジェです。
場所:キュー植物園 2005/05/15
111. PowerShot G6


05080826.jpg
113.
パーム・ハウス Palm House 内部の様子
キュー植物園といえばこの温室を思い浮かべる方も多いかと思います。
パームハウスの名の通り、ヤシの木のコレクション専用の温室です。
150年以上前に建設されたそうです。
しかし、実はこの温室にはもう一つ秘密が・・・
その答えは後ほど。
場所:キュー植物園 2005/05/15
PowerShot G6 


05080822.jpg
114.
和名:エピスシア
学名:Episcia sp.
科名:イワタバコ科ベニギリソウ属
分布:中南米
撮影:キュー植物園パーム・ハウス 2005/05/14


05080821.jpg
115.
和名:キンクロハジロ
英名:Tufted Duck
科名:カモ科
分布:ユーラシア大陸北部に広く
イギリスでは留鳥、日本では冬鳥
撮影:キュー植物園 2005/05/14 PowerShot G6


05080823.jpg
116.
和名:ツリガネズイセン (シラー・カンパニュラータ)
英名:Spanish Bluebell
学名:Hyacinthoides hispanica (Endymion hispanicus, Scilla campanulata)
科名:ユリ科ツルボ亜科 (ヒヤシンス科)
分布:イベリア半島
撮影:キュー植物園 2005/05/14
備考:同属のイングリッシュブルーベルがしなしなっとしたイメージなのに対し、
こちらはしっかりして華やかなイメージがあります。
流通名はシラー・カンパニュラータ。
日本でも庭植えでき育てやすい球根植物です。   
参照:020. 021.分類別>ユリ科ツルボ亜科


05080824.jpg
117.
和名:シクラメン・レパンダム
学名:Cyclamen repandum
科名:サクラソウ科
分布:南欧西部
撮影:キュー植物園 2005/05/14
備考:葉の模様に変異があり、とても観賞価値の高い原種シクラメンです。
もう少し日本でも普及してもいいのでは?と思うんですが。


05080827.jpg
118.
和名:シプリペジューム・パルビフォリウム・プベスケンス
学名:Cypripedium parvifolium var. pubescens
科名:ラン科アツモリソウ属
分布:北米に広く
撮影:キュー植物園 2005/05/14
参照:カナディアンロッキー


05080825.jpg
119.
和名:フラガリア・チロエンシス
学名:Fragaria chiloensis
科名:バラ科オランダイチゴ属
分布:チリ
場所:キュー植物園 2005/05/15
PowerShot G6 
備考:栽培されるオランダイチゴの交配親の一つです。
参照:カナディアンロッキー(詳しい説明があります)


05080203.jpg
120.
和名:コリダリス・ルテア
英名:Yellow Fumitory
学名:Corydalis lutea
科名:ケシ科キケマン属
分布:アルプス山系
イギリスでは帰化植物
撮影:キュー植物園 2005/05/15
備考:非球根性。
花期が長く、観賞価値も高そうですが、
日本ではあまり普及していないそうです。
繁殖は実生のみです。

 
05080201.jpg
121.
和名:アネモネ・ネモローサ (ヤブイチゲ)
英名:Wood Anemone
学名:Anemone nemorosa イチリンソウ属
分布:ヨーロッパ北部
撮影:キュー植物園 20050515
備考:地下に細い根茎があります。
白の他にピンクや淡青、千重咲き等の品種もあり、
意外と園芸化が進んでいます。
好きなので何度となく手を出してみるのですが、
いつの間にか消えてしまうような植物です。
(やっぱ私が下手なだけ?)


050515g1303.jpg
122.
和名:クチベニズイセン
英名:Pheasant's eye Daffodil
学名:Narcissus poeticus
科名:ヒガンバナ科スイセン属
分布:南欧
イギリスでは帰化植物
撮影:キュー植物園ロックガーデン 2005/05/15
備考:スイセンの中では遅咲きです。


T050515g1402.jpg
123.
和名:ツルバギア・ビオラセア
学名:Tulbaghia violacea
科名:ユリ科ネギ亜科 (ネギ科)
分布:南アフリカ南東部
撮影:キュー植物園ロックガーデン 2005/05/15
備考:このように副花冠にだけ色の付くタイプは珍しいです。
比較的耐寒性があり、庭植えに向いています。
葉を傷つけるとニラのような臭いを発します。


05080902.jpg
124.
和名:アクイレギア・アトラータ近似種
学名:Aquilegia aff. atrata
科名:キンポウゲ科オダマキ属
分布:アルプス山系
撮影:キュー植物園ロックガーデン 2005/05/15
備考:種小名の前に aff. がつくのは、
未同定であるがこれの近似種(affinis)であることを示しています。
参照:038.


05080903.jpg
125.
和名:イリス・ライヒェンバッキー
学名:Iris reichenbachii
科名:アヤメ科アヤメ亜科アヤメ属エウポゴン亜節
分布:バルカン半島
撮影:キュー植物園ロックガーデン 2005/05/15
参照:分類別>アヤメ属

キュー植物園の冷温室は、丁度改築中で何も展示されてませんでした。
非常に残念。
次があれば、春咲き球根類の季節に是非行ってみたいものです。


050515g2102.jpg

050515g2002.jpg
126. 127.
和名:セントーレア・モンタナ (宿根ヤグルマギク)
英名:Perennial Cornflower
学名:Centaurea montana
科名:キク科ヤグルマギク属
分布:南欧
イギリスでは帰化植物
撮影:キュー植物園 2005/05/15
備考:とまっている蜂はマルハナバチの一種です。
Early Bumblebee Bombus pratorum


05080907.jpg
128.
和名:スマトラオオコンニャク (ショクダイオオコンニャク)
英名:Titan Arum
学名:Amorphophallus titanum
科名:サトイモ科コンニャク属
分布:インドネシア
撮影:キュー植物園プリンセス・オブ・ウェールズ記念温室 2005/05/15 PowerShot G6
備考:木ではなく草です。
コンニャクの仲間で3mになる巨大な花を咲かせることで有名です。
これが咲くと世界的なニュースとなります。
この4月にも開花したそうです。
ちなみに花の匂いは腐肉のような悪臭だそうです。
参照:オフィシャルHP内の記事
Google
参考:園芸植物大事典 小学館


05080908.jpg
129.
和名:アエオニウム・タブリフォルメ (園芸名:明鏡)
学名:Aeonium tabuliforme
科名:ベンケイソウ科
分布:カナリア諸島
撮影:キュー植物園プリンセス・オブ・ウェールズ記念温室 2005/05/15


050515g2702.jpg

050515I2053.jpg
130. 131.
和名:アロエ・ブーリー
学名:Aloe buhrii
科名:ユリ科ツルボラン亜科 (ツルボラン科、アロエ科)
分布:南アフリカ ケープ州 Calvinia
撮影:キュー植物園プリンセス・オブ・ウェールズ記念温室 2005/05/15
130. PowerShot G6
備考:珍しいつる性のアロエです。





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作成 2005/08/08
登録 2005/08/22
更新 2007/11/29 ほたる石画帖から移動、画像6枚差し替え、リンク修正
    2008/05/26 一部加筆
    2009/04/19 リンク修正
    2010/08/28 サムネサイズ




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